2009年4月29日水曜日

春の息吹


4/29(水)
  「カタクリ咲いてますか?」
  「ええ、もう最高です! ちょうど見ごろですよ。」
  「土曜日ごろ、まだ大丈夫?」
  「今週の? なら、まだ間に合いますよ。 見にくればいいっしょ! 」

 きのう、偶然会った千軒の「森の名手名人」の Sさんに、千軒付近の山道(殿様街道)の草花の咲き具合を尋ねてみた。  昨年、案内してもらって山道を歩き、きれいに咲き競っているカタクリエゾエンゴサクなどの花々を見ることができ、穏やかなうれしいひと時を経験した。  ちょっとした感動でした。

 カタクリ、エゾエンゴサク、フクジュソウは、早春のほんの短い期間だけ花を咲かせるため、『スプリング・エフェメラル』と呼ばれることがあるそうです。  エフェメラルとは、短命な という意味です。  しかし、開花している期間は短かいのですが、カタクリなどは、地面に落ちた種子がうまく発芽して開花するまでには7~8年もかかると言われてます。  
 そして、いったん花を咲かせると、数年間は花を咲かせ、日当たりが悪いとか良いとか、周りの環境にもよりますが、40~50年間は開花のサイクルが続くそうです。

 昨年の秋に放映されたTVドラマ 『風のガーデン』 で、主人公が最期まで寝泊まりしようとしていたキャンピングカーの周り一面に、絨毯のようにエゾエンゴサクが咲いていたラストシーンが思い出されます。  とっても綺麗でした ネ

 (写真は、昨年の撮影です)