2009年12月31日木曜日

大晦日

12/31(木) 
 今朝の函館新聞の「臥牛山」は、Rさんが担当の記事で「おせち料理」の話が載ってました。 記事の内容からすると、Rさんは富山県出身のようで、奥さんの実家函館で大晦日を迎えた晩の豪華な料理にたいへん驚き、元旦の「おせち料理」はさぞもっと豪華だろうと想像してしまったそうです。
 ところが、でてきた料理は昨夜の「残り料理」だったので再びビックリしてしまったという内容です。

 北海道では、大晦日の晩の料理といえば、「おせち料理」ですが、Rさんはそのことに驚いたのです。大晦日に「おせち料理」を食べる習慣のない土地の出身だったからで、「おせち料理」は正月元旦から食べるものだと育ってきたから仕方ありません。

 では、伝統のある本州の土地の「おせち料理」」の食べ方(元旦から)が一般的というか、古くからの習慣かというと、そうでもないようです。 ウィキペディアによると、「おせち料理」は本来「年迎え」の膳として大晦日に食べていたものの、北海道など一部の地方でかつての名残りの風習として残っているだけで、今ではほとんどの地方では元旦以降に食べるのが普通になっているということです。

 Rさんの記事によると、帯広出身者は当然大晦日派だが、秋田出身者の方も大晦日派と分かりました。 機会があれば大晦日派か元旦派か、出身地別にアンケートを取ってみたいと思うのですが・・・。

 まず手始めは、今年関西に親戚ができましたのでさっそく年始挨拶で聞いてみましょう カ

2009年12月30日水曜日

仕事納め

12/30(水)
 よく官公庁などでは、その年の仕事をする最後の日のことを「仕事おさめ」といいますが、福島町は30日の夕方まで住民サービスをするそうです。

 わたしたちの仕事には「仕事おさめ」は、はたしてあるのでしょうか。 年中無休と言いたいところですが、そうもいきません。  過重労働にならない程度に休養を取りながら、「かかりつけ医」(家庭医)として、夜間でも求めに応じて往診もするという体制で待機しています。 

 開業医は楽で、勤務医ばかりが超過勤務になっているので、だから病院から勤務医が去り、医師不足になっているという見方があります。 そういうケースもあるかも知れませんが、個々の病院(入院設備のある)の、特に公立病院の運営方法にも勤務医が満足して働けない訳があるとも言われています。 全国の自治体病院が同じ悩みを抱えていて、運営(経営)がどうあるべきか改革にせまられている所もすくなくありません。 

 魅力ある病院には、医師(勤務医)が集まってきます。 働く職場はいろんな意味で快適でなくてはなりません。 そういう職場には、ヒヤリ・ハットするようなことは少ないのです。 同僚と共に仕事ができるということは、すばらしいことで、開業医にはそれがありません。  開業医はひとりの責任で医療行為をしているので、時に診断にひとり悩むことがあります。 そばに、すぐ相談できる同僚医師がいたらいいのに・・・と。

  アメリカで勤務していた時は、ラボ(職場)のボスは、いつも言ってました。 「おまえのワイフはハッピーか、家族はハッピーか」とも  ネ
 

 

2009年12月28日月曜日

生誕100年

12/28(月)
 今年の初めから、松本清張の生誕100年の話題が何かとニュースになっていた。  文芸評論家の権田萬治さんが道新(11月19日夕刊)に社会派の時代は終わっていないと題して論評を載せていました。 薄幸の人々に深い共感を持って作品を書いていると論じ、光よりも影、明るい世界よりも暗い闇の世界に瞳を凝らした作家だったとも述べています。

 清張は一人っ子でしたが、家が貧しかったため、高等小学校を卒業すると同時に、毎日が大人に囲まれての仕事に追われる日々を過ごして、甘い青春など無いに等しかったといいます。 さらに文学にめざめてから、プロレタリア文学運動の機関誌「戦旗」なども読んでいたためか、左翼運動の一員と誤解され、小倉署に検挙されて拷問を受けるという苛酷な体験もしたそうです。 

 そうした若いころの暗く辛い経験が、作風に強く反映しているものと言われています。  芥川賞を受賞した「或る『小倉日記』伝」はじめ、「西郷札」等経て、快調に執筆活動を続けて、「点と線」「ゼロの焦点」そして「砂の器」などとベストセラーが山ほどあります。  「点と線」は、最近たけしさんが主演したTV番組が放映されて、まさに鉄道トリックの妙に感嘆しました。

 だが、映像になった作品といえば、わたしは何といっても映画「砂の器」がベストだと断言します。 故郷を追われた父と子が安住の地を求めてさまよう美しい風景描写は、何度見ても頬を伝うものが・・・   。
小さい頃の放浪していた主人公(加藤剛)ではないかと、一目会いたさに東京の蒲田で待ち合わせをした巡査役の緒方拳にも感動して観た想い出があります。

 ところで、清張と同じく生誕100年を迎えた作家はまだまだ多いと思いますが、彼もいれて1909年生まれの有名作家5人は誰かと聞かれて、わかりますか?

 
 清張さんの他に、太宰治・中島敦・大岡昇平・埴谷雄高さんです。 超有名な方々です ネ

 

2009年12月27日日曜日

北海道医報

12/27(日)
 毎年「北海道医報」の1月号には、年男の会員に「新春随想」を執筆してもらうという特別企画があります。
 
 道内には40以上の医師会があり、その中からまんべんなく選考しているようで、来年の新年号には、16名の会員の投稿随筆が掲載されています。
 
 今回わたしもその一人に選ばれたわけですが、じつは前回の年男(12年前)の時も選ばれてしまいました。  どういう選考をするのか分かりませんが、2000字以内の文章を書かなければならなくなり、題材に苦労しました。
 結局、いま古里で仲間の人たちと活動を続けている「町史研究会」で調べたことをまとめあげて送りました。 「松前藩成立初期の蝦夷地の医療状況」というものです。

 先日、新年号ができ、活字になった文章を読んでみると少し照れくさいような印象でいっぱいです。
ちなみに、12年前は「主治医ということ」という内容の随筆でした。

 文章を書くって、とっても難しいです ヨネ

(北海道医報; 北海道医師会が発行している月刊誌で、医師会活動のいろいろな情報を載せている。上記文章は、道医報より転載)

2009年12月26日土曜日

プロ野球誕生の日

12/26(土)
 今日は「プロ野球誕生の日」と言うそうです。  
 日本での初のプロ野球チームは、1920年に設立された『日本運動協会』だそうです。 わたしは、てっきり読売ジャイアンツが初めてと勘違いしてました。

 そのジャイアンツは、今年「日本シリーズ」をも制してプロ野球日本一になりました。 原監督率いる選手達は、まだまだ若くこれから期待できる選手でいっぱいです。 来年も野球はジャイアンツでしょう

 オガクリに通院中の患者さんで大のジャイアンツ贔屓の方がいます。  勝った時はいいのですが、負けた試合の後の診察時は血圧が上がらないかと心配するほどです。 

 そんな会話をしていると、診療の5分間はとっくに過ぎてしまいます・・・ ガ

2009年12月25日金曜日

聖夜

12/25(金)
 今年のクリスマスは、手製のケーキで一年の節目を祝いました。  ちょっと渋いコーヒーが良く合う美味しさでした。

 今朝の道新の「卓上四季」は、産卵を終えた後のサケ(ホッチャレ)でトバ(干し魚)を作る札幌の北海道サーモン協会代表の木村義一さんの話でした。  ホッチャレは、脂が抜けて身が白いので、トバ作りには最適で、脂のある赤身で作ったものは脂臭くて食べられないそうです。  

 アイヌ民族は、このホッチャレを干し、保存食としていました。  アイヌの長老は旨いかと聞かれ「好みと言うより、摂理に従っているだけ」と答えたそうです。 サケは子孫を残した後は、動物のえさになり、川の岸辺の草木の栄養になっていく自然の連鎖に従っているだけです。  人間もこの“連鎖”のなかにいるわけですが・・・。

 文章はその後、マグロが旨いからと世界中の海で追い求めている現代日本の姿について厳しい論調で結んでいます。

 今夜は、コーヒーで眼が冴えて眠れそうにない ナ  

 
 

2009年12月23日水曜日

20と50と76

12/23(水)
 
 「20」は、天皇陛下が即位してから、今年で20年目になられます。
 「50」は、天皇陛下が美智子様とご結婚されてから、今年で50年になられます。
 「76」は、天皇陛下が今日誕生日を迎えられ、76歳になられました。
 天皇陛下には、公務多忙な毎日との報道がなされています。
 健康に留意され、国民の象徴としてご活躍されますようご祈念申し上げます。
  

 今朝、あるTV局が今年の皇室ご一家の番組を特集していました。  驚いたのは、6~7人が乗った船を、天皇陛下が艪を上手に漕いて操っていた場面です。 さらに、皇后様までも一緒に艪を漕いでいたことには・・・です。

 今の日本丸、荒波の中をうまく漕いでくれる人は誰なんでしょうか ナ 

2009年12月21日月曜日

事業仕分けと1.7倍

12/21(月)
 厚生労働省が、行政刷新会議の事業仕分けの際、財務省から提出された「病院勤務医と診療所医師(開業医)の給与の比較」のグラフに関する見解を発表したという報道がありました。  グラフの中で財務省は、開業医(個人)の毎月の「収支差額」が、病院勤務医の毎月の給与1.7倍も多いとしていたが、見解では開業医の「収支差額」と勤務医の給与とでは「内容と性質が異なる」と指摘し、一律には比較できないとの考えを示したということです。 (『医療介護CBニュース』より)

 今回財務省が事業仕分けで使ったグラフは、中央社会保険医療協議会が今年6月に実施した医療経済実態調査の報告から引用したもので、勤務医の平均年齢が43.4歳に対し、開業医は59.4歳と開きがあります。 しかも開業医の「収支差額」で賄っている費用には、勤務医の給与に相当する院長の報酬以外に、診療所建設時の借金の返済金、建物の老朽化や修理のための準備金、院長が病気などで休業した時の所得補償や老後の退職金に相当する積み立て金なども含まれているのですが、財務省はそれらの中身には全く触れずに、単純に金額を比較して1.7倍多い収入だとしてしまいました。

 こうした誤解を生むような調査結果の使用に対し、このたび厚労省は 一律には比較できないんだ” という見解を発表してくれた訳ですが、事業仕分けでは「診療報酬の配分(勤務医対策等)」を対象として「見直しを行う」という評価がくだされてしまいました・・・


 明日は冬至です。 夜がもっとも長い時間帯ということは、これから明るい時間帯が増えてくるというわけで、希望を持ってやっていきたいです ネ


 

2009年12月20日日曜日

川崎病

12/20(日)
 最近、順天堂大学の山城雄一郎教授の研究グループが、乳幼児の原因不明の難病である「川崎」の原因を解明したと英国科学雑誌『イミュノロジー』に発表しました。


 それによりますと、患者の子供さんののど小腸に毒性の弱いブドウ球菌や、桿菌が通常の10倍から100倍多く存在していることが分かり、  〈1〉ブドウ球菌によって免疫反応が強まり、それが高熱や腫れの原因になり  〈2〉桿菌の仲間は血管内皮細胞にHSP60という特殊なたんぱく質を作らせ、 <3>これが免疫細胞の標的となり、冠動脈で過剰な免疫反応が起きるということを突き止めたそうです。  (『医療・医学ニュース』より)


 川崎病も感染症のひとつと考えられるということで、抗菌剤で治療可能ということになります。  実際に山城先生たちは、抗菌剤を投与することによって7人の患者のうち、6名の子供さんを回復させることができたそうです。

 たいへんな発見です ネ

2009年12月19日土曜日

辻井伸行さん

12/19(土)
 道新の「今年の顔」の一人に、辻井伸行さんが紹介されていました。 21歳です。
 辻井さんは、今年6月にアメリカで行われた第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したピアニストです。

 そのコンクールは、1958年モスクワでの第1回チャイコフスキー・コンクールに優勝したクライバーンさんの栄誉を称えてできた4年に一度の国際ピアノコンクールですから、今まで他のコンクールで優勝した人たちも応募する競争の激しいものだそうです。  今回日本からもう一名参加していて、予選会からデットヒートを繰り広げていたといいます。

 参加者はホームステイして毎日ピアノの練習ができる環境にあるとはいうものの、一ヶ月以上緊張の連続のしどうしだったと思われるので、なんと堅固な精神状態を維持できていたのかと驚きます。 NHKの特集番組で、コンサートの経過をドキュメント映像で放映していたが、日一日と“こころ模様”が変わっていく参加者の様子に、時に感動し涙もしました。

 辻井さんとお母さん、そして周りの関係者全員のの結集が優勝という形になったのでしょう。 
演奏中は、お客さんを楽しませたいということだけを考えている」と、ピアノを弾く喜びを全身で表現する「のぶりんダンス」が彼の自然な演奏スタイルとなっています。



 先日、札幌からの帰りに、函館駅の改札口からホームにかけて、アイマスクで目隠しをして「ブラインド」の体験演習をしているグループに出会いました。 とってもたいへんだという様子がひしひしと伝わってきました。当然のことですが・・・。 

 辻井さんの笑顔がいいです ネ

 
 

2009年12月18日金曜日

クリスマス訪問

12/18(金)
 福島ライオンズクラブの40周年記念事業の一環として、町内の保育園や幼稚園に『クリスマス訪問』を行いました。 
 5人の会員がサンタクロースの衣装を身にまとい、手に手にケーキを持って園児たちを訪問しました。会員のお孫さんも園児のなかにいて、お爺ちゃんサンタからおみやげを貰って大喜びする場面もありました。

 午後からは、交通安全の啓発のために道路で道行く車のドライバーに「安全運転走行」をうったえました。 福島町内で最近2件の自動車死亡事故があったばかりですから・・・。

 来年の40周年記念に向けて、数々の関連事業を行ってきてます。 会員のみなさまに感謝です ネ
 
 

2009年12月15日火曜日

一周年(オガクリ健康だより)

12/15(火)

 一年前の今日、『オガクリ健康だより』を発刊しました。

 はじめは、毎月発行できればと考えていましたが、やはりたいへんな事であると分かりました。  パソコンソフトのトラブルなどもあり、結局3ヵ月程何もできなかった頃もあって、今月No9号を発行しました。

 毎日の診療時間では、話し伝えきれなかった健康に関する情報をいくつか簡単にまとめて提供するというコンセプトでやっています。

 ですから、話題にも偏りがあると感じていますが、もう少しこのままでやってみようと思います。  もしご意見がありましたら、お聞かせください  ネ

2009年12月14日月曜日

スカイプ

12/14(月)
 たいへん便利な通信システムが開発されたものです。 
 インターネットで「テレビ電話」ができるんです。 
 『Skype』といいます。
 
 国内だけでなく、世界とも交信できるということで、これからが大いに楽しみです ネ

2009年12月12日土曜日

喜寿のお祝い

12/12(土)
 わたしの恩師の菊地浩吉(札幌医科大学名誉教授)先生の『喜寿』のお祝いの会が札幌のホテルで行われました。  同時に、札幌医科大学病理学教室の忘年会もあったため、多くの同門の先生方も出席され、懐かしい先生方にもお会いすることができ、とても良いひと時を過ごすことができました。


 先生の立派な「ひげ」は、今ではトレードマークになってますが、30年ほど前にはなかったものです。 大学構内の銀杏の木の下でアレルギー反応を起こしてしまったために、やむなく「ひげ」を蓄えることになってしまったという訳です。


 この会に出席するためJRの特急に乗車していたが、千歳空港近くにさしかかった時、突然「・・・ツツツートン」と何かに当たったような衝撃を感じて、汽車は止まってしまった。 まもなく車内放送で、シカと衝突したことをアナウンスされた。  10分程して汽車は動き出したものの、ほどなく再度シカと接触してしまったとの放送が入り、特急列車はふたたび停止してしまいました。


 結局35分程の遅れのまま、汽車は札幌駅に着いたので、開宴の6時には間に合いませんでした。 
 

 道内の各地で、シカによる被害が報告され、問題となっています。 福島町千軒地区でもシカが、収穫まじかのソバ畑に侵入して実を食べたため、収穫量は予想よりも大分少なかったそうです。  残念です ネ

 (写真は菊地先生とご一緒に)
 

2009年12月11日金曜日

胃腸の日

12/11(金)
 語呂合わせですが、「胃に良い」=「1211」ということになるそうです。 2002年に制定されました。
 ここ数年、胃の検査方法も「経鼻内視鏡」が開発されたため、格段に楽になりました。 喉の麻酔と注射をして、「口から」内視鏡を入れられるわけですが、やはり喉の反射が苦しく、検査を敬遠する人が多いのが現実でした。 
 ところが、「鼻から」だと、鼻の中の空間が狭すぎない限り、喉の反射の一番苦しい所を避けて内視鏡が通過するので、ほとんど苦しい反射はきません。 鼻からの胃カメラを終わってすぐに食事を取ることもできるんです。  なんと便利なのでしょうか。
 胃の検査を、「鼻からの胃カメラ」で受ける人が増えてきてます。
 胃がん検診も受診率が伸びてくれるといいです ネ
 

2009年12月10日木曜日

健康だより 第9号

12/10(木)
 今回は、町内で行われた「健康講演」を2題載せています。

 ひとつは、「福島町がん予防町民対策会議」で、がん予防のスローガンを確認しました。 ふたつめは、「女性特有のがんに関する講演会」で、函館市の湯の川女性クリニックの小葉松洋子院長の『がんは予防でき治療できる病気です』という講演です。

 町内では、子宮がんや乳がんの検診受診者が伸びており、検診への意識が少しずつ高まってきているようです。  今回の、小葉松先生の講演でも、”できる がん として、強調したお話でしたし、子宮頸がんにはワクチンも開発され、わが国でも使用が認可されました。 

 克服できる がん があるということだけでも心強いことです ネ
 

アップルパイ

12/10(木)

 おいしいリンゴの季節になりました。 

 青森県に木村秋則さんという「奇跡のリンゴ」を栽培している農家があります。  木村さんの家族が、農薬による被害にあってしまったものだから、どうしても農薬を使わない農業を行わなければならなくなり、じゃどうするかということになり、徐々に農薬を減らし,ついに無農薬、無肥料でもリンゴの栽培ができるように品種を改良して・・・、いや違うんです。
 
 リンゴの栽培に成功した理由は、じつはリンゴの木そのものの問題ではなく、木の生えている土壌に原因があったということです。 『リンゴが教えてくれたこと』という本を、木村さんが発刊し、15万部突破の売れ行きです。
 “観察が大切”というヒントを教えてくれました。   大豆です ネ

 

2009年12月8日火曜日

記念日

12/8(火)
 今年のしゃけです。 少々太り過ぎかしら。

 みなさんは8月15日は、よく知ってもいるし言葉にも出しますが、今日の日付は中々会話に出してきません。  映画の「トラ トラ トラ」のことなら、よく知っていると言う人もいるでしょう。  日米の開戦記念日です。

 ハワイを旅した時、真珠湾に沈んでいる航空母艦の博物館を見学することができませんでした。 25年も前のことですが・・・。  今なら出来るかもしれません。 
 戦争に突入していった、行かざるを得なかったその頃のことをもっと学ばなければならないでしょうに・・・。

 ところで、今日は、うれしい一日でもありました。 バラの花束を贈りましょう ネ

 

2009年12月7日月曜日

国保運営委員会

12/7(月)
 町の国民健康保険事業の運営がどのようになっているかを討議する会議です。わたし達、医療者側から3名の委員が選ばれ、9名で委員を構成し、町からの議案説明を聴き、報告を聞くのです。 当町は、公の病院を持たない自治体であるため、他町とは医療状況が少し違うかもしれません。 医療費は管内の中では、高い方のランクになっています。  

 最近の傾向として、腎不全になっている方が増えているようです。 診療の現場では塩分制限を徹底し、血圧管理を若いうちからしっかりと取り組ませなければならないと、痛切に感じます。  最終の透析医療などとなったら、本人はもちろん家族も大変な思いをすることになるから・・・。


 会議の後は、出席者全員で懇親会を持ち、今後の町の医療などの諸問題について、夜も更けるまで熱く語らいました ヨ

2009年12月6日日曜日

ダーウィン生誕200年

12/6(日)

 1809年2月12日がチャールズ・ダーウィンの誕生日です。 今年がちょうど生誕200年になります。 


 チャールズ・ダーウィンは有名なイギリスの自然科学者です。  ダーウィン家は医者の家系で、祖父Erasmusとともに、父Robertも著名な医師だったそうで、はじめチャールズと兄がエディンバラ大学の医学部に入学したのも、父達二人の差し金だったと言います。  


 が、その有名大学の医学部を、兄は一年で、チャールズは二年で退学してしまいます。 チャールズの退学理由は、ふたつの非常に良くない手術を見学したことだと言います。 一つは、無麻酔で行われた小児の手術でした。  当時は、まだ麻酔がなかったからです。  それを見た彼は、絶対医者になれないと確信したそうです。


 その後、有名な『種の起源』が出版され、即日完売になったのは、1859年11月24日ですから、今から約150年前ということになります。 最近、その初版本がイギリスの民家のトイレから発見され、11月24日に競売にかけられました。 
 落札額は、10万3250ポンドと言いますから、日本円で約515万円です。 

 さて、わたし達は本当に自分のやりたいこと、人生のいきがいを“いつ”見つけれるのだろうか ナ

2009年12月4日金曜日

動脈硬化

12/4(金)
 米カリフォルニア大学などの研究チームが、約4000年前までのエジプトのミイラ20体をCT検査で調べたところ、心臓や動脈を確認できた16体のうち、9体に動脈の石灰化が見られたそうです。 このうち7体が死亡時45歳以上だったと推定されるそうで、古代エジプトの上流階級では中高年で動脈硬化症を患う人が多かったと米医師会誌に発表した。(道新記事より)


 ファラオ「メルエンブタハ」のミイラは、60歳ごろに死去し、動脈硬化関節炎虫歯を患っていたと言います。

 当時の食生活は不明だし、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞が死因となったかも判りませんが、現代の生活習慣上のリスク以外に、それを招く要因があったかどうか検討する手掛かりになるでしょうと、考えられているそうです ヨ

2009年12月3日木曜日

子宮頸がんワクチン

12/3(木)
 福島町で、女性のがん「子宮がんと乳がん」のための検診の大切さと、なった時の治療についての講演会が行われ、たくさんの参加者が青函トンネル記念館に集まりました。

 函館市内で産婦人科のクリニックを開業している小葉松院長が、わかりやすく、丁寧に話をしてくれ、特に子宮頚がんの予防ワクチンのことについて詳しく解説してくれました。  今月から発売、使用できるとあって、関心が高かった。 オーストラリアでは、12~15歳あたりから接種しているようで、半年間のあいだに、3回接種して免疫を獲得しようということです。  理論推定では、20年間予防効果が持続するとも言われてます ヨ

2009年12月1日火曜日

師走

12/1(火)

 今年もカレンダーの残り一枚になりました。  いろんな想いが駆け巡り、日一日の大切さを感じます。



 毎日が充実したものとなるように努めます  カラ