2009年11月29日日曜日

29歳

11/29(日)
 道新「まど」に、札幌市の司法書士の坂東守(58)さんがCDを自主制作したいきさつの話が載っていました。

 坂東さんは、札幌市内の高校卒業後、厳格な父に反発して関西の大学に進学するも、2年目で行かなくなり、東京でその日暮らしの生活を続けていたそうです。 気づくと自分だけが取り残されて、29歳になっていた。 困っている人を助けられる仕事に就きたいと、司法書士の試験に挑戦することを決意して、家を出てから初めてお父さんに手紙を出したところ、「おまえならできる。頑張れ」という返事が届いた時、胸が熱くなったそうです。 しかも、いつでも大学に戻れるようにと、8年間も大学の学費を払い続けていたということも、お母さんから聞かされたそうです。

 坂東さんのお父さんは、現在 高齢者福祉施設で暮らしていて、そこを訪れるのだが、照れもあって交わす言葉も少ないといいます。 今回、CD完成後に訪れた時、背中に向かってつぶやくように言ってみた言葉がCDのタイトルにもなっています。 「ありがとう」。

 坂東さんの転機になったのは何だったのだろうか? ひとは何かのきっかけで真の人生を歩むものなのでしょう カ

 

2009年11月28日土曜日

天気

11/28(土)
 ある小学生の「詩」を紹介します。

   『天気』

  元気いっぱい 晴れの日
  アイスが食べたい
  暑いよう

  ちょっとつかれた くもりの日
  雨がふりそう
  心配だ

  かぜ気味になった 雨の日
  ザーザーふってる
  つまらない

  病気にかかった 雪の日
  こたつに入りたい
  寒いよう


 いよいよ冬の寒さが身にしみます ネ

2009年11月23日月曜日

新嘗祭

11/23(月)

 国民の休日の日ですが、町内を車で通ってみても『日の丸』を掲揚している家はほんの数えるだけです。 玄関に国旗を掲げるためのホルダーが取り付けられていないか、もともとそういった器具の取り付けができない構造になっているみたいです。





 とは言っても、町民の神事にたいする意識が希薄化しているわけではなく、当町でも「新嘗祭」は町民参加のもと神社で行われました。

 また今日は「外食の日」ともなっています。 日頃忙しいお母さんのため、少しは家事を休んだらどうですか、ということらしいです。   やさしいです ネ


2009年11月22日日曜日

夫婦の日

11/22(日)


 家族で函館山山頂までロープウェーで行った。  風が冷たく、とても寒かったが、それでも100万ドルの夜景はすばらしいの一語に尽きる。  観光客の飛び交う言葉は、二カ国語かな?  



 冷えた身体は露天ぶろが最高です  ネ

(絵手紙は松前の向日葵会の作品 本当に絵手紙っていいですね~)

2009年11月21日土曜日

ブロック懇談会in八雲

11/21(土)

 今年の渡島医師会のラスト事業です。  地域の会員の先生方と医師会の常任理事の先生方との意見交換の場です。 地方での医師不足問題や、わたし達が今抱えている諸問題(レセプトオンライン化、インフルエンザへの対応などなど)を話合われました。 勤務医が疲弊しているニュースが大きく報道され、しかも開業医の収入が勤務医のそれの1.7倍もあるなどのマスコミ報道は、しっかり取材した記事なのか疑問に思います。  日医として、国民にたいして、もっときちんと会見で説明すべきです。

 その後の研修会は、フロリダから昨日帰られたばかりの北大循環器科の先生による「高血圧」のお話でした。  ラットの実験モデルですが、血圧と血糖の高いラットの血管の血液動態は、流れがひどく悪くなっているが、ある種の血圧降下剤を作用させると、みるみる流れが回復していきます。 じつは、血管内被細胞のNO細胞が減弱したから流れが遅くなり、血圧が下がることでNOも増えた結果流れが回復したのです。

 日頃、ちょっとした血圧上昇はおおめに見ていたが、これからは少しの高血圧でもしっかり下げた方がいいと、再確認しました  ヨ

(絵手紙は松前の向日葵会の作品)

2009年11月20日金曜日

ライオンズ例会


11/20(金)

 40周年記念で行った事業(九重部屋の相撲見学とちゃんこ鍋、踊りパレード、夏祭り花火協賛など)が、ライオンズの機関紙の「エコー誌」に掲載されました。



 来月の事業は、保育園と幼稚園に出向いての『クリスマス会』です。  子供は地域の「宝」です  ネ

11月の介護審査会


11/19(木)
 41件の介護審査件数でした。 5人の審査委員がおのおの事前に審査書類を熟読し、コンピューターで判定される一次判定が妥当か否かを審議します。



 新しい介護認定審査基準になってから、コンピューター判定もある程度補正されてきて、わたし達の判断基準と一致するようになり、委員間の合意もあうようになってきた。

 

 介護サービスを受けられる方の満足が得られるような判定になって、日常生活の質の向上が見られればいいのです  ガ  
(絵手紙は松前の向日葵会の作品)

2009年11月18日水曜日

ミッキーの誕生日


11/18(水)

 ウォルトディズニーのミッキーマウスが81歳になった誕生日です。  世界中の誰でもみんなが知っている最も有名なキャラクターですね。 


 子供の頃、テレビ番組で毎週お目にかかってました。 子供の心の中にしっかりと影響をのこしています。後年、ロスのディズニーランドでミッキーに逢った時の感動は何て言っていいのだろうか。 子供と一緒にはしゃいでいた記憶があります。

 昨年、白寿の誕生日を迎えた「ミサおばあさん」のブログを書きました。 陽光園という介護施設に入所している方で、毎週訪問しています。 そして、今月の10日にめでたく「百歳」の誕生日を迎え、家族のみなさんでお祝いをしました。 おおきなケーキにローソクを何本立てたのでしょうか。 

 もちろんお祝いの「紅白のお餅」をいただきました。 とってもおいしかった ネ
(絵手紙は、ミサさんの娘さんの作品です)

2009年11月17日火曜日

第62回道南医学会


11/15(日)
 10時前から大会開催の開会宣言に続き、大会長の函館市医師会長の伊藤先生の開会挨拶、そして道医師会副会長の畑先生の祝辞とつづき、一般演題80、共同研究6、特別報告1題の計87題の演題数でした。  発表数は、昨年よりも多いものの、進行はたいへんスムーズで、午後5時30分にすべてを終了し、引き続き懇親会が行われ無事大会を終了した。  

 閉会宣言を、わたしが行いました。  関係者の皆様たいへんご苦労さまでした。  実行委員長の函病院長吉川先生お疲れ様でした。  来年も、今年よりもっと多くの演題が集まりますように ネ

2009年11月14日土曜日

渡島地域保健医療福祉連絡協議会

11/14(土)  
 今年の当会は、道医常任理事の前川勲先生が講師として来函され、「介護保険制度10年の歩みと将来展望について」と題する講演を行いました。
 
 今年、介護職員の待遇改善をすべく3%の介護報酬をあげました。 劣悪な環境で仕事をしている職員(ヘルパーなど)の離職をなんとか減らそうという意味があります。  

 ところが、あるアンケート結果を前川先生が紹介してくれました。  それは、「介護職員がなぜ離職するか」というアンケートで、1位は 人間関係の悩み、2位は やりがいのある仕事と思って始めたが現実は違っていた、3位が 賃金が安いからだったそうです。 

 介護の現場は、思い描いたものとは違って、劣悪な環境での仕事だということのようです。 本当に現場の職員が苦労しています。  ですから、麻薬保持・使用で有罪判決を受けた S.N元女優が更生した後、介護の仕事をしたいと言った発言に、多くの介護関係者からブーイングがでたことでも想像できます。 S.Nにその仕事が務まるはずがないという意味でしょう。

 また、今回の3%アップの診療報酬改定でも、はたして職員の給与改善となっているのか不安なところもあるそうですが、実際はいかがなんでしょう  カ 

2009年11月13日金曜日

オバマ大統領来日

11/13(金)
 アメリカ大統領バラク・オバマさんが初来日し、鳩山新政権(民主党連立内閣)と友好的に会談し、日米安保体制の堅持を確認し合いました。  共にチェンジを唱って政権奪取したわけで、今後の政治のかじ取りに期待し、注目して行きましょう。


 ただ、福井県小浜市のみなさんは、大統領に会えたのでしょう  カ

2009年11月12日木曜日

新型インフルエンザワクチン

11/12(木)
 季節型(青ライン)と新型(赤ライン)のインフルエンザワクチンです。

 来週の月曜日から新型ワクチンの接種が開始されます。  まずは、妊婦さんと基礎疾患の重度な患者さんが対象です。

 ただ問題があります。  10ml入りのバイヤル(瓶)が問屋から納入されてしまったんです。  一人 0.5mlの接種ですから、ひと瓶で20人分です。  20人の集団接種をしなければならないのです。  

 季節型のように、接種する人の都合に合わせた接種ができなくなってしまいました。  ここは、何とかみなさんにご協力をしていただき、有効なワクチンの接種をしていきたいと思います。

 それと同時に、スタンダードプリコーションを行っていただきましょう。  
 手指消毒咳エチケットです ネ

2009年11月11日水曜日

感染症の予防(介護の日)

11/11(水)

 今日は、「良い日いい日」と読んで、「介護の日」と昨年決められたそうです。
 その日に、『介護研修セミナー』として、「感染症予防について」と題した講演を町役場から依頼されました。

 CDCが1996年にだしたスタンダードプリコーション(標準予防策)」という考え方に立って、疾患にはその感染経路の遮断をプラスした予防策が必要ですという話をしました。  


 いま、当町でもインフルエンザがまん延しており、学校の休校が相次いでいます。  そのインフルエンザの対策に、飛沫感染・接触感染・そして空気感染の3ルートの遮断の大切さを強調しました。  2メートル離れることで、意外と飛沫している5ミクロンの粒子の吸い込みが防げるとか、石鹸による手洗いは60秒も洗わなければ、細菌除去ができないとか、その点速乾式アルコール消毒による手指消毒の方が、たったの15秒で済むなどと云うことが判っています。  

 まづ、手指消毒が基本中の基本なんですが、マスクもサージカルマスクで有効だそうです。  

 新型インフルエンザと言っても、危険度については今のところ季節型と格段の相違はなさそうですが、さてどうなることでしょう  カ 


 

2009年11月9日月曜日

道医師会記念講演(秋山仁)

11/9(月)

 とにかく秋山先生の講演の話は、講演慣れ(テレビ慣れ)しているせいか、とてもテンポが良く、しかも何かと小道具も使った判りやすい説明を心がけてくれて、アットいう間の一時間でした。  用意したパワーポイントの話ができないくらい内容の濃い講演でした。  



 バンダナをした長髪スタイルは、先生の特徴で、話し口と非常によく合っているんです。 「不可能を可能にする発想」と題するだけあって、車の丸いタイヤをおむすび型(三角形)にできるなんて誰が思ったでしょう。  マンホールの蓋が丸い訳は知っているが、これもおむすび型の方が、材料が少なくて済むし、けっしてマンホールの蓋としては下へ落っこちないということも、わたしには新発見でした。

 科学者としての「医者」には、発想(アイデア)を駆使してさまざまな研究分野に多くの成果を上げる一群(研究者)と、知識・蓄積された豊富な経験を生かし目の前の病んでいる人に適切な治療を行う一群(臨床医)におおきく別けられます。  医学部を卒業と同時に進路が別けられ決められるが、けっしていっぺんで決まるわけではありません。  自分の相性・適正は、そんなにはじめから一致するものでありません。

 少なからず多くの「医者」は、研究者と臨床医を行き来しているのです。  その間に出会った他の業種の人々の発想が、自分の分野におおくの貢献をもたらしてくれることも知っています。

 ワイングラスを傾けながら、時間の経つのも忘れて語り合うことも時に必要なんです ヨ

 (写真は、今年の「町民文化祭」での『絵手紙』のコーナーから)

  

2009年11月5日木曜日

ワールドシリーズ(2)

11/5(木)

 誰が何と言っても、松井秀喜でしょう。  大リーグでプレーし、ワールドチャンピオンに成るためにとNYへ行って、7年間の苦労もあったが、夢が叶った瞬間でした。


 3勝2敗でヤンキース球場に戻った時から、ドラマが準備されていたのでしょうか。  野球は筋書きの無いドラマだと良くいわれるそうですが、今回ばかりは「筋書き」があったとしか考えようがありません。


 そんな話にニヤニヤしていると、夜の『日本シリーズ』は、逆転につぐ逆転で、結局ホームランの差が勝敗を分けたような結果となりました。


 それにしても、巨人の9回裏の逆転劇は、神がかりとしか言いようがありません。  ホームチームのアドバンテージだけではありません。 シリーズの分岐点と考えられます。

 
 元巨人の松井選手のチャンピオンの方が一足早く決まったが、古巣の巨人も優勝か ナ

2009年11月4日水曜日

日本シリーズ(2)

11/4(水)
 日ハムの粘りで、シリーズは2勝2敗の対になって、札幌での試合が予定されることとなり、野球ファンとしては、楽しみが増えたことになります。  巨人が勝って日本シリーズのペナントを奪取してほしいのだが。

 道新の『生きるしくみ』の155号は、「はいはい」の訳という内容です。  「はいはい」は、ヒトに特有の行動だそうです。  たしかに、馬や牛の出産を見ていると、生まれてすぐに歩きだします。  ヒトの赤ちゃんだけ、半年ぐらい「はいはい」します。  理由はヒトが大きな頭を持っているからだそうです。  この未熟な赤ちゃんのため、お母さんはしっかりと育児に専念して、立派な人生の基礎を築いてくれるのです。 

 偉大なるは』と言えます。

 同じ日の『いずみ』に、83歳の中山和子さんの「お笑い好き」と題する投稿が載ってます。 
「怒るは無知、泣くは修業、笑うは悟りに似たり」という言葉が、あるお寺の掲示板にあったそうです。

 ヒトとは、「はいはい」から始まり、怒り、泣き、そして笑うという多くの感情表現を、成長するとともに獲得していくわけで、なんとすばらしいものなのでしょうか。

 その源は、やはりなのです ネ

2009年11月3日火曜日

文化の日


11/3(火)
 この秋(冬)一番の寒さに凍えてしまいそうな朝を迎えました。  もう、冬だったのかと思わせる程の寒気に襲われた朝でした。
 もちろんまだ冬タイヤに交換していない車を乗ることもできず、終日自宅に籠もっていた。  
 月始めですから、やらねばならない仕事はレセプトのチェックから、依頼されている原稿から、介護審査の主治医意見書の期日の迫っている書類から、などなどたくさんあるのですが、とにかく今日は落ち着きません。
 理由も判っているのです。  
 明日になれば、温かく晴れてくれるでしょうか  ナ 

2009年11月2日月曜日

南北海道駅伝

11/2(月)
 毎年恒例の『南北海道駅伝』も、今年で27回目を迎えました。
 今年は去年よりも参加チームが多く、早朝激しい雨に降られたものの、スタート時点では雨も上がり、気温12度と絶好の駅伝コンディションとなりました。 

 昨年男子6区間の最終チームだった「恵心園」さんは、今年は約束道理順位を上げて、健闘してくれました。  走り終わったそのチームの知人のランナーが、ライオンズ提供の「ちゃんこ鍋」のサービスをしている私の所に来て話してくれました。  本当に良かった。  来年も、ワンランクアップを目指してほしいものです。
 
 
 札幌から、札幌医大や北海道大学のチームも参加したのは今回初めてではないだろうか。  札幌医大チームの女子は、健闘して女子4区間の第2位に入賞しました。  おめでとうございます。


 


 ライオンズ提供の『鍋』は、寒さをしのぐには絶好の贈り物になってました。 いも、にんじん、大根は味がしみ込んでいるし、肉だってだんごと一緒に口にほおばれば、ニコットするほど美味でした。
 





 
 来年もぜひ、北海道内の年度の最後を飾る『駅伝』に参加してください。
 町民一同協力し、この大会を成功させようと毎年頑張っています。 わたし達の団体も大会の当初から参加協力し続けています。  

 走り終わった選手も家族も友達も同僚も・・・すべて良い顔をしているのが印象的です  ネ



2009年11月1日日曜日

霜月

11/1(日)

 昨年の11月からブログを始めたので、ちょうど満一年になります。

 よく続けてきたものだと、自分でも感心してます。  



 これからも身の回りの事象に感想を加えながら、淡々と書き続けていきたいと思います。  絵手紙も ネ