2008年11月30日日曜日

救急医療

11/29(土)


 『渡島地域保健医療福祉連絡協議会』が函館市内のホテルで行われた。 

 渡島医師会と函館歯科医師会そして渡島の各町と北斗市の行政の担当者が委員となって、 管内の保健医療に関する諸問題について協議し、課題の調査研究などを行い、保健医療体系を確立していこうとすることを目的とした会です。

 総会に続き行われた研修会は、今 もっとも関心のある医療問題となっている 救急医療の講演でした。 北海道医師会の救急医療担当の M先生が、”救急医療の現状と今後の展望”と題して話してくれた。 道内の医療のさまざまな課題や問題点を、事例をあげながら詳しく解説すると共に、全国で行われている取り組みの好事例なども紹介してくれたため、今後の医師会活動のおおいに参考になるものと思っている。

 渡島医師会も12月1日から、函館市医師会が運営する函館市夜間急病センターへ会員(北斗市と七飯町の)を派遣し、道南の夜間救急診療の医師体制確保へ協力することを決めた。 「人材面の支援とともに函館、渡島の救急医療の住民啓発にも協力したい」と、渡島医師会大北会長は新聞のインタビューで述べている。

 医師不足など医療側の問題もあるが、コンビニ受診などする住民側の意識改革なども今後の大切な課題です ネ。

新そば


11/27(木)


 福島町史研究会の例会(本年度第6回)が行われた。

前半は、「学童集団疎開」の話を会員の Nさんがしてくれた。当時、国民学校の5年生だったNさんの目からみた戦争の悲惨さを、函館から疎開してきたこども達の生活を通して語ってくれた。 後半は、森の名手、名人で会員の Sさんが、千軒の新そば粉を使って手打ちそばを披露してくれた。 テンプラも添えられた盛りそばは、戦時中の体験談にもはながさき、完食された。 女性会員のみなさまがフル活動してくれた。
 
 今年の例会は、すべて会員の発表でした。 顧問の先生の講座がなかったのは、今年がはじめてです。 会の運営委員長を Yさんが引き受けてくれたので、今後の活動が楽しみです。 第8号の会報『永』の発刊を約束してことしの例会を無事終えることができた。
 
 会員のみなさまへ感謝です。 サンキュウ


 


 

ワークショップ

11/25(火) 26(水)

 「いきいき健康ふくしま21」の、みんなが健康横綱になるための住民懇談会が、吉岡と福島地区で行われた。 参加者が心配されたが、吉岡は2班、福島は3班のグループに分かれてワークショップ(参加者が自由な雰囲気のなかで知恵、意見を出し合いながら作業を行い、成果をまとめあげる)をおこなった。 栄養、食生活、運動のテーマに活発な意見がとびかいスローガンをまとめ上げた。 今後、行動計画が策定される資料になるわけだが、寒い夜にもかかわらず集まってくれた住民の方々へ感謝いたします。

 かぜがそろそろ流行ってくる季節。インフルエンザの予防接種を忘れずにネ!

ロハス コンサート

11/24(月)

 昨日は勤労感謝の日だったが、最近は玄関先に国旗を掲げる家庭が珍しくなりましたネ。

 夜、BS-TVで坂本龍一のロハス( LOHAS ;健康を重視し持続可能な社会生活を心掛ける生活スタイルを意味する。 98年にアメリカの社会学者ポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが提唱した。 先進国の多くで注目を集め始めています クラシックコンサート(8・15)を観た。

 ”音色にひかれた”という三組のゲストのうち、「明日香」という雅楽のグループとの共演がよかった。    
戦場のメリークリスマスなど懐かしいピアノ演奏は最高!  です ネ

2008年11月22日土曜日

タウンミーティング


11/22(土)
 町民の健康づくりをどのようにしたらいいのか、昨年 町民みなさまのご協力をいただきながら会議を重ねて、健康増進法に基づく市町村健康増進計画として 「いきいき健康ふくしま21」 を提言させていただきました。 町民の健康に関する実態アンケートを基にしてまとめられたもので、生活習慣を見直して健康寿命の延伸を図ろうとする基本計画(プラン)と考えています。

 子供から大人まですべての町民を対象にした内容で、このプランの目標達成につなげるため、これからの ”行動” がとても大切になります。町民一人ひとりが できることから少しずつでも健康へ向けて歩み始めることが大切なことだと思います。 各々の健康が家族の””であり、地域の町の””でもあります。

 今回町民が取り組む行動計画をひとつの形にするために、タウンミーティングを開催します。 すっかり雪化粧し、寒さもいちだんと厳しくなった夕方の会合です。 何人の町民が集まってくれるだろうかナ?

拍手


11/20(木)

 風のガーデン   ~在宅往診していたガン患者が、最期の時をむかえた 緒方は、日夜の往診で疲労困憊(ぱい)のはずなのに、穏やかな表情で患者の枕元に立ち、「今 旅だって逝かれるところです」と、家族に別れのあいさつをうながすシーン  そして、「みなさん 本当によくなさいましたね」と臨終を告げると、誰からともなく小さな ”拍手” がおこり、笑みを浮かべて見送った緒方の目にも光るものが見えた~

 おだやかな終末期医療のひとつのかたちですネ。
 
 

2008年11月20日木曜日

ゴルフ


11/19(水)

天気予報どうり、午前中から降り出した初雪は家々の屋根を真っ白に変え、冬の到来となった。 これで道南でのゴルフもシーズンオフとなり、淋しい限りだ。


ゴルフの起源として、セントアンドリューズの手持ちぶさたの羊飼いの遊びから始まったという『羊飼いの起源説』は、残念ながらそれを裏付ける証拠がないそうだ。 フランダーズ(北欧ヨーロッパ)で始まったゴルフが、15世紀の前半 今のオランダからスコットランドの東海岸に流入して、大きく発展したというのが本当のところのようだ。 ゴルフという文化が北海を渡るには、ジャンヌダルクの活躍で知られる英仏の百年戦争(1337~1453)での大掛かりな人の往来と通商があったからだと言われている。

今年は90の壁は厚かった。 来シーズンこそ破るゾ

2008年11月17日月曜日

講演会

11/15(土)

 渡島医師会の研修会として『糖尿病』の講演会を森町で行なった。
講師は函館市内の公立病院の H先生で、日頃から紹介した患者さんの診療情報をていねいに書き送ってくれているとうりの、人柄のよく現れたいい講演会だった。
 糖尿病患者の診断*治療経過を診るうえでの貴重なアドバイス、情報を得た。

 感謝!

11/16(日)

 NHKスペシャル『病の起源』は、糖尿病~想定外の贅沢~だった。
今 日本では、予備軍と呼ばれる人も含めた糖尿病(DM)患者は 1870万人と言われている。 ただ日本のDMの75%は肥満ではない。
 アフリカで誕生した人類は、1万3千年前に今の中近東あたりの肥沃な三角地帯で農耕をはじめてから、ヨーロッパ方面とアジア方面におおきく進路を分けて進歩(進化)してきた。 北部のヨーロッパでは牧畜が盛んになり、日本をはじめとするアジアは、そのまま米穀中心の食生活だった。 日本人は、縄文時代から平安、江戸時代そして明治になっても脂肪摂取量は一日10グラム台であった。 したがって、食後の血糖を調整するため すい臓から分泌されるインスリンは少なくてよかった。 ところが今の日本人のそれは、なんと欧米並みの50グラム台になってしまっている。 インスリン分泌の少なくていい遺伝情報を持つわたしたちは、その事実を活かした暮らしの食生活をおくるべきで、とくにDM予備軍の該当者には食育を必要とすると思う。

 メタボ健診 なんだかおかしいゾ 

 

乙女の祈り




11/13(木)

「風のガーデン」   ついに主人公の麻酔科医が息子とバッタリ出会ってしまった。


父親は死んでしまったと聞かされていて、その間の事情を何も知らされていない息子は、”私は大天使ガブリエルだ”と名乗った麻酔科医を本当の天使と思い込んでしまった。その大天使のために、亡くなった母親がいつも弾いてくれていたピアノ曲 ”乙女の祈り” を弾くシーンでは、7年間も家族と音信不通だったさすがの大天使(?)の目からも涙が頬をつたっていた。家族への懺悔の気持ちか、不憫な息子が一心に弾く音色に不義理を重ねた妻への想いの気持ちを感じたからか - - - -

ピアノとチェロの合奏は本当によかったネ


絵手紙ー2



11/12(水)




 今日 絵手紙の講座が行われ、新しく4名の方が参加した。

 北海道新聞の ”ひと2008” に、『絵手紙の教育力』を論文にまとめて、近く教育学会の全国大会で発表する神原秀紀(かんばらひでき)さんの記事が載っていた。絵手紙をテーマにした研究はほとんどなく、絵手紙は「構図や表現を考えることで集中力を養わせ、書き上げた時に達成感を与えてくれる」し、「自分でも見えない素直な心を引き出してくれる」と書いてあった。

 たしかに、まだ始めて間もないが、書いていると集中力が要るし、充実感も味わえる。

 手軽な趣味になりそうダ

2008年11月11日火曜日

白寿




11/10(月)


 町内の特別養護老人ホームに入所中の H さんが、今日誕生日を向かえた。

 明治42年11月10日生まれですから、満99歳の白寿です。 


 ほんとうにおめでとうございます。


 家族みなさんでお祝いしたそうで、娘さんから紅白のおもちをいただきました。 

 とてもおいしかったヨ

2008年11月10日月曜日

登山家(栗城)





11/9 (日)





 北海道医師会の創立61周年記念行事が札幌で行われた。

 その記念講演として、ソロアルピニストの栗城史多さんが「死の地帯を越えて~人間には無限の可能性がある~」と題する、すばらしい話をしてくれた。
 先月 世界第8位の高峰マナスル(8163m)に日本人として初めて単独無酸素登頂に成功したというニュースを聞いていたので楽しみにしていた。  少々早口だが、プロフィールにある小柄な体格にもかかわらず、なぜ山に魅せられて登山家になったか、なぜ単独で山にアタックしているのかなど、たくさんの山々の美しいスライドとともにエネルギッシュに熱弁を振るってくれた。

 登山は””が良くなければ決して成功しないそうだ。 

 そのため彼は、決してあきらめるな、いつもワクワクして、使命感を持ち、感謝のこころと、を持ち続けることだと 5つ のキーワードを強調して話をしめくくった。 

 感動ダネ

絵手紙



11/7(金)

 最近、絵手紙(絵ハガキ)を始めた。
 と言っても、まだ三度習っただけで、講師は町内に住む熊谷正春さんです。
 ”下手でいい 下手がいい” が、口ぐせの講座は、わたしに合ってるから継続できそう。

 ゆっくり、のんびりやっていこうカナ




名優

11/6(木)


 この秋に始まった新番組のTVドラマの中で、倉本 聰の「風のガーデン」がいい。

 富良野を舞台にしたTVドラマ三部作のうちの最後の作品だという。

 すい臓の末期ガンという設定の主人公 中井貴一さん扮する優秀な麻酔科医の 弾くチェロの音色もいいが、在宅医療を専門とする初老の医師を、先月肝臓ガンで 逝った緒方 拳さんが好演している。 彼の遺作となった。

 東京から、たまたま帰郷した在宅ガン患者の息子が”オヤジを病院へ入院させる” と強く主張するが、”自宅で死を向かえたい人の希望をかなえたい。家族と共に過ごす時間を大切にしてあげたい”と、おだやかな口調ながら、力強く諭すシーンは、緒方さんの最期を知った今では、何とも複雑な気持ちでいっぱいだった。

 役づくりとは言え、その演技に真の役者魂をみた思いだった。

 今後のドラマの進行に目が離せないゾ。

駅伝

11/2 (日)





恒例となっている南北海道駅伝競走大会(第26回)が、当町で行われた。



開始2時間前には、雷鳴がとどろく豪雨でしたが、スタートの10時には雨も上がり、多くの参加チームの第一走者が勢いよく飛び出していった。

わたしは、例年どうり救護班として、一般男子(6区間)の最後尾を伴走した。

今年は木古内町の恵心園からのチームが(名前をだしてゴメンナサイ)、沿道からの多くの応援にもかかわらず最終ランナーとしてのテープを切ることになってしまった。トップとの差は約40分もあったが、たぶん同僚らが作ったと思うが、大きなプラカードを持った数人の仲間が随所で大きな声をかけていたのが印象的で、職場の団結力が高いものと思われた。

来年は順位を上げてくださいネ。

2008年11月1日土曜日