2013年2月27日水曜日

「いきいき健康ふくしま21」のすすめ

平成20年に策定された福島町健康づくり推進計画は、「一次予防の重視」「健康づくりを継続する仲間づくり」「健康づくりを支える環境づくり」の方針により8分野食生活運動、生活習慣の予防、がん対策など)にわたって基本方針を定め、各々の数値目標も定め実行されています。

国の健康日本21になぞらえて福島町では「いきいき健康ふくしま21」と呼んで町民への浸透を図っているが、少々苦戦しているというのが現状です。
国の計画は平成23年に最終評価を行ない、目標に達した(16.9%)・改善傾向にある(42.4%)項目は約6割に達したと公表しました。 福島町の「いきいき健康ふくしま21」は、昨年中間評価をおこなったところ、目標に達した((13.9%)・改善傾向にある(27.8%)項目は約42%という結果でした。

わたしは昨年の12月5日に若年者のガン予防についての啓発と意識の高揚を図る目的で、福島商業高校の3年生(25人)を対象に健康講話を行ないました。 「生活習慣とガンの話」という題でタバコによる身体への影響や胃のピロリ菌感染と胃がんの関係など詳しく説明したところ、生活習慣が病気と密接に関係していることが理解できたなどという良い反応が多く聞かれたました。 事前に行なったアンケート(表)でも②、③については4~5割の生徒が密接な関係をよく知っていると答えてくれました。 とても頼もしい限りです。

ところが、①については一人の生徒のみが表紙だけ見たことがあるという回答でした。 計画をまとめた関係者としては、多くの生徒が、その存在すら知らなかったことに失望しました。

だが、考えてみるとまだ中間評価の段階で最終目標年度の平成28年度までは4年あります。 その間に「こども期」にあたる小学生から高校生までを対象に何度でも「健康講座」を開き、生活習慣・胃とピロリ菌感染・ガンについての話をしていくことで、「こども期」のみなさんが自らの健康についての意識を高めていってくれればいいと思っています。


       (表)  福島商業高校3年生へのアンケート

    
良く知っている
合計
 はい(%) 
いいえ(%)
人数
   いきいき健康ふくしま21
   1 (4.5
  2195.5
22
ピロリ菌と胃の病気との関係
   836.4
  1463.6
22
生活習慣とガン発生の関係
  12(54.5
  1045.5
22
 

2013年2月24日日曜日

大雪警報

昨夜から道南地方は大雪警報が発令され、除雪に振り回された一日だった。 
先月までは、今年の雪は例年より少ないね~などと言っていたが、今月に入ってやっぱり例年通りの降雪量になりそうだ。 いや、それ以上かも・・・。

除雪の心配をする建物がもう一軒できた。 湯の川地区に建った施設は、排雪に困りそうだ。 一部はロードヒーティングするものの駐車スペースとする場所は人の手で除雪しなければならないので、当然雪をどこかえ運んでいかなくてはならない。 困った事態です。 

今日は、市内に3ヵ所ある認知症センターの内のひとつのW病院の先生に認知症についての話を聞く機会があった。 認知症介護で問題になる周辺症状(BPSD)は、認知症の患者さんが周りの環境や人に対して反応するもので、本人が言葉では言い表せないために種々なふるまいをするということだと説明してくれた。 プライドが傷尽けられるようなイヤな体験をすると、その人の扁頭体がそのことをいつまでも覚えていて情動記憶、結局は嫌な情動記憶を植え付けた人に対して抵抗する振る舞いが周辺症状(BPSD)だというわけです。 

認知症の人は何の理由もなく介護への抵抗をしている訳でわないという話です ヨ