「なご美会」熊谷正春 |
続く特別講演は、東京医科大学の老年学科の准教授桜井博文先生によります「認知症の治療と診断」という演題のものでした。 東京新宿区にある大学で、もの忘れ外来など幅広く患者さんを診ている先生は、数多くのことを教えてくださいました。 なかでも3つのことを特に記憶しました。
認知症の早期発見・早期対応の連携システムを地域で構築したことに感心し、生活習慣病が認知症を促進することは知っていたが、特に糖尿病の患者は高率に認知症になるというショッキングな最新データに驚き、そして3つ目は早期発見のためのスクリーニングテストを教えていただいたことです。
わたしたちの外来診療で、かかりつけ医としてすぐ役立つスクリーニングテストは、きっと明日からの診療にもおおいに役立つものと確信しています。 本当に良い話を聞けたものだと桜井先生には感謝しています ヨ