2011年2月14日月曜日

市民健康講座in温泉

大北会長
北斗市の「せせらぎ温泉」を会場に渡島医師会「市民健康講座」が、12日の土曜日に行われました。

講演会のはじめに、大北会長からの挨拶があった。 今日の医療情勢を実際の数字をあげて詳しく説明したあと、地域医療全般に貢献している医師会を正しく認識して頂くため、ふだんの医師会活動の内容などの話もしました。

渋谷好孝先生
つづいて、講師の「かみいそこどもクリニック」の渋谷好孝先生による『温泉の最新健康医学』と題する講演が1時間にわたって行われました。 
函館近郊の温泉を成分別に分類したあと、その効能についても“函館弁(上磯弁)”を時より混ぜながらユーモラスな語り口調で紹介されました。 生活習慣病のあるお年寄りなどの入浴時の注意事項から、アロマセラピーを取り入れた入浴法、さらには認知症の予防にもなる入浴法など、聴衆を飽きさせない話術で説明し、大きな拍手のうちに講演は終了しました。

わたしが興味を覚えたのは、「カルダモン」という香りの良い入浴剤を紹介してくれたことです。 日本名を小豆(しょうずく)といい、しょうが科の植物で、高さが2-4mになるそうです。 カルダモンという名前は、カルディア(Cardia=心臓)の形をしたアモーマム(amoumum=生薬)というところからきているそうです。 

香り成分として5%程の精油を含んでいて、「香りの王様」とも呼ばれています。
ツーンとちょっと鼻をさすような香りが今も蘇ります。 
そうそう、インド料理では、シナモンと一緒に特別なスパイスとしてよく使われていますから・・・ ネ