「なご美会」熊谷正春 |
ゴルフ; 男子ゴルフは17番ホールだった。 共にトップを走っていた高山選手と宮里選手のティショットが明暗を分けた。 先に打った宮里のボールは、左に大きくフックしてラフに落ちた。 ボールは沈み込み、二打目が思いやられた。 案の定、グリーンの奥にこぼれて、ライの悪いラフに止まった。 もうだめです。 三打目も、アマチュアがするようなアプローチの失敗でピンをワンピン以上も外してしまった。
高山がパーセーブしたのに対し、宮里はボギーをたたいてしまい万事休すです。 次の18番ホールは、余裕のある高山は二打オンのイーグルチャンスにつけた。 高山は、開幕戦に続く勝利を挙げることができました。 今回も最終組で回った宮里だったが、勝利の女神はまたも微笑まなかった。
17番のティグランドに立った時の宮里は、その時何を思ってドライバーを振りぬいたのでしょうか?
相撲; 幕内の優勝は横綱が大方の予想通り千秋楽を待たずに決めてしまった。 地元新大関の誕生で盛り上がりを見せたものの、波乱はなかった。 それに反して、十両は必至な力士たちで大いに活気が見られた。 勢(いきおい)という新十両力士が初優勝です。 よくがんばったものだと感心します。 初日は九重部屋の千代桜との対戦で勝った。 中日までにやはり九重部屋の千代嵐と対戦し、勝っている。
ところが、千代桜・千代嵐の二人とも、千秋楽を待たずに休場することになってしまったが、その理由が勢との一番で負傷した(?)ことらしいのです。 事実か否かは、これからはっきりするでしょうが、その勢に九重部屋の三人目として対戦して、同僚の苦敗の借りを返したのが千代の国でした。
彼は9勝6敗の好成績で、ひょっとすると初場所は幕内力士も夢ではない結果になりましたが、序盤戦は1勝5敗の散々のスタートだったのです。 負け越しも覚悟した相撲内容だったが、何が彼を変えたのか来年の夏巡業で福島町へ来た時に聞いてみたいものです。 それにしても、タバコは止めた方がいいですよ!
サッカー; ロンドンオリンピックへの最終予選が国立競技場で日本とシリアの間で行われた。 後半、同点に追いつかれた日本が、比嘉選手のクロスボールをドンピシャのタイミングでゴールに走りこんだ大津選手のヘディングで何とか勝ち越し点をもぎ取った。 試合後のインタビューで大津選手は、「普段の練習でもやっていることだから」と話した。 彼は、召集された選手の中でたった一人の海外組のはずで、合同練習も多くはやっていないはずなんですが・・・。 今回の勝ち越しゴールは彼のスポーツセンスだったんでしょうか?
フィギュアと選挙戦もきっと勝敗を分けたポイントがあったはずです。 それはまたの機会にです ネ