2011年11月11日金曜日

主治医研修(介護保険)

「なご美会」熊谷正春
昨夜は「介護保険制度の主治医意見書研修会」が函館市内のホテルで実施されました。 6時半の開始に少々遅れたが、本題から話を聞くことができた。 

介護保険制度は平成12年4月に創設されてから11年が経過してます。 当初、約140万人だったサービス受給者が平成22年4月には403万人に膨れ上がっています。 高齢者の6人にひとりが認定されている計算になります。 

道医師会の前川常任理事が講師として来函され、自分の地元旭川市での介護保険制度の運営上での経験を活かした事柄なども紹介しながらのお話だったため、緊張感のあるいい研修会となったと思います。 

主治医の意見書のための患者さんの来院時は、お話を伺うにしても診察するにしても時間をかけて行わなければならないので、お互いにたいへんな時もあります。 そんな時に、前川先生が紹介してくれた「問診表」を活用すれば、丁寧で迅速な診察ができそうです。なぜなら、旭川の先生方が苦労して作成された「問診表」だからです。  

年々増え続ける介護保険利用者は、高齢化してきている国の人口構成を考えると当然のことです。 要は、この制度を上手に使っていかなければなりません。 給付と支払い保険料の問題など、制度が始まって10年も経っているのに課題が山積みです。 来年の改正に向けて政府は今まだ改革の途中です。 より良い制度に進化していって欲しいと願うのは、国民みなさんの望みなのですから ネ