2011年11月3日木曜日

健康だより 第20号

少し遅くなりましたが、待望の第20号「健康だより」を発行します。
「高齢者を知ろう」では、骨折・転倒をし、寝たきりになる高齢者の方々が数多く見受けられることから、その代表的な疾患の解説、さらにその予防・対策としての食事や運動の大切さを紹介してきました。

老化予防の運動では、今回「スローステップ運動」を取り上げてみました。 2009年8月にNHK番組の『ためしてガッテン』で紹介され大変な反響があったそうですから、御存じの方も多いのではないかと思います。 

わたしは、知らなかったものですから、踏み台を用意してじっさいに体験してみますと、10分間を続けるところ、5分間を過ぎた頃から、うっすらと汗ばむ程にエネルギー消費がありそうでした。 本当にダイエットにも良いのかもしれません。 

単にウォーキングだけでなく、腿上げのステップもあるので、大腿四頭筋の筋力アップにもつながるのでしょう。 踏み台選びと足元に気をつけて、場合によっては手すりなどにつかまって行うことも必要で、絶対に転倒しないで下さい。


「ガンのはなし」は、今年の「健康フェスティバル」で実行委員会が、無作為に選んだ町民50名の方々に協力して頂き福島町で初めての「ABC検診」を実施した結果報告を載せました。 多分、道内では正式に対策型(集団検診)として導入している自治体は未だないのではないだろうか?

当初、男女同数を40歳代から70歳代まで10歳刻みで抽出しましたが、検査期日までに全員が来たわけではなく、その後は町の担当者が知人やグループに声かけをして、出来るだけ当初の世代構成に近いように集めてくれました。 個別検診のスタイルでも採血できるように案内を出したのですが、仕事が忙しいのか、採血そのものがイヤなのか、検証しなければならない。 

あるいは「ABC検診」がまだ十分に町民の方々に知れ渡っていないとも思われます。 従って、今回も執拗に「リスク検診」とも言われる「ABC検診」を取り上げ、胃がん発見に要する金額を計算してみるとその効率性のよさや経済的にも従来の胃バリウム法より優れているということを強調しております

早く「胃がん検診」に取り入れてくれればいいのに ネ