2010年8月17日火曜日

教育絵手紙in苫小牧

札幌北高の神原秀紀先生から夏休み期間中にメールが入っていました。 が、メールの開封がすっかり遅くなって、今日拝見しました。  ごめんなさい。

メールの内容は、来月9月26日(日)に苫小牧市で「教育絵手紙で作る豊かな時間」と題した講演会と絵手紙の展示会を開催するというものです。

そのポスターが出来上がり、「オガクリ」でもアップしていいですよという許可を頂きました。 

神原先生は、今年の第59回読売教育賞を授与された(オガクリ7月7日号)ばかりで、今もっとも旬な先生です。 その中で、対話の重要性を強調されています。

「人の育ちと成長に対話は欠かせない」と結論し、自らの意見を述べています。  先生の言う対話とは、相手に対峙した時だけでなく、それ以前の思考段階の時のものまでひっくるめているところがユニークだと感心しました。 

自分の気持ちを表にあらわす時、その表現方法が言葉以外の音楽や絵や書などの作品などの場合、完成までに己の中で多くの「対話」をしているはずだと言います。

わたし達も、実際に「絵手紙」を描き上げようとすると、じつに多くのこと(対話)をしているのに気がつかされます。 体験してみなければ理解できないことかも知れませんが、絵手紙の場合は、できあがったもの(作品)を郵送する相手を念頭に入れて描くわけで、何段階もの対話を楽しんでいるんだと考えた方が良いのでしょう。  先生は、まったく良い所に着眼したものだと思います。

9月の講演会&展示会が成功することを祈念しております。
ポスターの「ばあちゃん…ありがとう…少しきついけど頑張ってます」って、いいです ネ