巷は今やカード時代です。 が、顧客の個人情報を持っているのは「Tカード」の特徴だそうで、他のマネーカード(エディなど)との大きな違いです。 コンビニなどで使用された「Tカード」は、購買情報も得ることができるため、次の商品開発などに有利で、その情報は広く利用されており、圧倒的に他のカードをリードし優勢を保っているそうだ。
そうした企画は、いかに顧客を満足させるかという発想から行っていると増田社長は力説した。 頭と心が物事を考え判断していくとすると、絶対心で判断したことの方が顧客満足につながるとも言う。
「Tカード」は、20代が圧倒的に持っていて、60代後半の資産(貯蓄)を一番持っている年代はゼロという現実を知った増田さんは、今月東京の代官山に「蔦谷書店」をオープンさせた。 何の宣伝もしないのに連日予想した年代(団塊の世代)を中心に店内にはお客さんがたくさん集まり、いつもは人のいない代官山が大いに活気を帯びてきているそうだ。 今後の発展(成功か失敗か)が見ものだと期待している増田社長の笑顔が印象的だった。
対談を終わったあとの村上龍の感想は、「悪魔のように大胆で、天使のように繊細だ」と増田社長のことを評していた。 とても魅力的な人物なんです ネ