2011年12月14日水曜日

母の教え

「向日葵会」
順天堂大学の加齢制御医学講座教授の白澤卓二先生は「アンチエイジング」の第一人者です。 先生が曻地(しょうち)三郎さんという105歳の現役教育博士に会った時に教えられた長寿の秘訣「母の教え」でしたと、ある週刊誌で述べています。

現在106歳の曻地さんは、100歳を期して世界一周講演旅行を始め、今年で5回目を数えている。 訪れた国はなんと35カ国以上だそうです。 しかも、英語、ドイツ語など5カ国語の他に、101歳でポルトガル語を家庭教師をつけて学ぶ好奇心、チャレンジ精神の旺盛な人です。

その曻地さんのモットーは、「常に夢をもって努力すること」、「健康は影なる努力によって保たれる」ということです。 努力という言葉が印象的です。 

子どもの頃は体が弱く、3歳になった曻地さんに母親が「一口で30回噛みなさい」と教えてくれたそうです。 その母の教えを102年間実践し続けたおかげで、結果的にカロリー制限にもなり健康を維持出来ていると考えられます。 

医学会でも聖路加国際病院の名誉院長の日野原重明先生も100歳を迎えられて、すこぶる元気です。 先生の長生きの秘訣も、「少食(80歳からは1300キロカロリー/日)」と「挑戦すること」と言いますから、曻地先生と似ています。 先生は10の生活習慣を守ってもいるそうです。 週2回の診察、年170回の講演、海外出張は年5回などなど、本当に現役のドクターです。


さて、最近の研究によると、咀嚼には唾液分泌が増して消化吸収が良くなる効果、虫歯や歯周病を予防する効果のほか、脳の血流が増加し脳が活性化される効果があることも分かってきました。 

また、咀嚼をしながらMRI検査を行なうと、若い人の場合は咀嚼筋を動かしている脳の運動野だけが活性化されるが、高齢者のMRIは運動野だけでなく、前頭葉や側頭葉も活性化されていることがわかるのだそうです。
つまり咀嚼は脳の「アンチエイジング」につながっていたのです ネ