2008年12月9日火曜日

小児救急


12/7(月)


 北海道医師会と北海道小児科医会の主催で、『北海道小児救急地域医師研修会』が函館のホテルで行われた。 今回が4回目で、とてもために成る会でした。

 
 私のような小児科専門医でない開業医のところにも、子どもが急に熱をだしたとか、咳が止まらないなどと、子どもを抱えてあわてて駆けこんでくるお父さんお母さんがいます。 よく話を聞き、顔色などをみながら診て見ると、ほとんどは心配もなく、お薬や注意点を話すだけで良くなる場合が多いのです。 
 それでも、発熱、腹痛、せき、誤飲などの時、ここだけは特に気をつけて注意して診なければならないところがあるのです。 今回の会では、そうした大事なポイントを、症例を提示しながら詳しく教えてくれた。 意識障害、けいれん、ショックの時の救急蘇生などまでも取り上げて説明してくれたので、講師の E先生、 Y先生には大変感謝いたします。

 地域の小児科医の不足は、早急には改善しそうにありません。 お父さん、お母さんに子どもの病気のことや、家庭でできるホームケアのことなどを話せるちょっとした集まりの会をつくることも必要ですよネ