「向日葵の会」松川久子 |
卒業生も各々の業界で大勢活躍しており、文筆業も例外ではありません。
昨年のこの日記に、道新夕刊に毎月一度エッセイを書いている宇江佐真理さんのことを載せたことがありました。 わたしの1年先輩で、江戸時代を題材に、人情味豊かに市井の生活を丹念に描きだしていて、心温まる作品を世に送り出しています。 人気のあるベストセラー作家です。
ですから、地元の「白陽会」で、有名作家の宇江佐さんを講師に呼んで文化講演会を行いたい旨を伝えたところ、断られてしまいました。 何度もお願いしたのですが、結果は同じで、未だに実現しておりません。
ところが、今日の道新夕刊の彼女の『見上げた空の色』のエッセイ中に、その断りの理由が語られておりました。 「なるほど!」と、妙に納得してしまいました。
自分の若かりし時代の、あまり思い出したくない過去を十二分(?)に知っている仲間を前にした時、人はどうしても無口になりたがります よ ネ