2011年4月4日月曜日

ピアノ調律の日

「なご美会」大津令子
国際ピアノ調律製造技師協会が1993年に制定したもので、四月の英語の頭文字のが、調律に使う音の名前と同じであり、さらにその周波数が440Hz(ヘルツ)であることから、というものです。


イ音(A音)=440Hzと定義されたのは、1939年5月ロンドンで開催された標準高度の国際会議でした。 絶対音感の習得には臨界期があり、3歳~5歳くらいに意識的に訓練するとかなりの確立で身につくらしいが、それを過ぎるとかなり困難になるそうです。


絶対音感をもっていた人物として、モーツァルトの名前がよく挙げられます。 幼い頃から厳しい音楽教育を父から受け、14歳の頃、二度聴いただけの門外不出の「ミゼレーレ」を正確に楽譜に書き起こしたことから、そう見られています。


最近の研究によると、7歳以前に音楽教育を受けたミュージシャンと10歳以降に音楽教育を受けたミュージシャンをMRI(核磁気共鳴画像法)で左右の脳の大きさを較べてみたところ、音楽教育開始が7歳以前だった方が、左脳に較べて右脳の方が大きかったそうです。 


「音楽は右脳の機能」と言われてますので、右脳がよく発達したものと考えられます。


わたしの入学した高校では、1年生の時の「音楽」の授業のはじまりに、きまって「音取り」が行われていました。 先生が弾くピアノの「音」を聴いて、「ドレミ・・・」を言い当てるテストです。 つまり、絶対音感の訓練をしていたのだと、今は思います。 


わたしは、そのテストはまったくダメで、すっかり自信をなくし、その後の高校生活もしばらく暗い憂鬱なものになってしまいました。 それでなくても、田舎から都会の学校(函館)に入学したプレッシャーも随分あったものだから・・・。


おそらく私の右脳は左脳に較べて大きさに違いはないだろうと確実に思います ヨ