「なご美会」池田龍夫 |
ここ2~3年、興味をもって調べている“円空仏”についての内容です。
江戸時代のはじめの頃に蝦夷地へ渡った彼は、何をしようとして行脚したのか?
僧であるから、仏像を彫りながら、仏の教えを広めるために蝦夷地を歩くという巡錫(じゅんしゃく)をしたと言われているが、そうしなければならなかった強く明白な理由(わけ)があったのだろうか・・・などと、想像してしまいます。
その理由の一つとして、わたしは昨年の「永」に投稿した「蝦夷地における十一面観音菩薩立像の意味するもの」の発表のなかで述べてみました。
わたしは円空さんを調べながら、「歴史の中を旅する」愉しみを味わっています ヨ