2011年3月29日火曜日

福山秘府と円空

「なご美会」池田龍夫
今年の福島町史研究会の会報「永」に投稿する原稿ができました。

ここ2~3年、興味をもって調べている円空仏”についての内容です。 
江戸時代のはじめの頃に蝦夷地へ渡った彼は、何をしようとして行脚したのか? 
僧であるから、仏像を彫りながら、仏の教えを広めるために蝦夷地を歩くという巡錫(じゅんしゃく)をしたと言われているが、そうしなければならなかった強く明白な理由(わけ)があったのだろうか・・・などと、想像してしまいます。 

その理由の一つとして、わたしは昨年の「永」に投稿した「蝦夷地における十一面観音菩薩立像の意味するもの」の発表のなかで述べてみました。

わたしは円空さんを調べながら、「歴史の中を旅する」愉しみを味わっています ヨ