2009年2月27日金曜日

喜寿



2/27(金)

 わたしの恩師から一冊の本が贈られてきました。 


 謹呈 喜寿記念 菊池浩吉 『藻岩山麓記』 と題した117ページの立派な本であります。

 先生は、40代の若さで札幌医大の教授になられた。 わたしはその2年後ぐらいしてから、先生の専門である病理学の講義を受けました。 医大に入学して4年目の時でした。 その後卒業して2年目から4年間も先生の教室でお世話(大学院)になっていたが、不肖の弟子でした。 

 先生は、教授そして学長となられ、札幌医大のため多くの業績を残しておられます。 この本は、定年退職後の15年間の挨拶,講演の記録、書簡、随想などの中から80編を取り上げていて、あくまでも親しい方がたへの私的な報告書だといいますが、文章は簡潔で、しかも随所に先生の優しさと仕事への厳しさが読み取れるもので、当時の仲間と苦労した時代を昨日のようによみがえらせてくれました。 

 先生、奥様 いつまでも お元気でいて下さい   北海道最南端の地よりお祈りしております ヨ