2009年2月8日日曜日

小説家


2/7(土)

 学校の先輩に有名な小説家がいるが、自分にとってはあまり自慢にもならない。

 大学では渡辺淳一、高校では宇江佐真理(うえざまり)です。 渡辺先生(整形外科医をしていた)のことは、直木賞作家でもあり、今も次々と話題作を発表して文壇の大御所として良く知られているし、宇江佐さんもたいへん人気のある作家です。 
 
 宇江佐さんは、学年では一つ先輩なので、ひょっとして廊下ですれ違っているかもしれないと思うと、妙に身近に感じられて、会って話をしてみたいと思うようになった。 しかし、福島白楊会で講演をお願いしようと考えたが、ふられてしまった。
 
 彼女は、高校生の時に、吉行淳之介(小説家)の写真を見て、くらッときて、恋をしてしまったそうです。 作家になっても、彼の作家処世術に倣うところが多いそうで、5つの術の内の一つに、講演をしないが入っている。 ちなみに、あとの4つは、テレビには出ない対談の機会を多く作る税務署への申告は自分でするよい小説を書く だそうです。 

 宇江佐さんには、雑用に捕らわれずに、もっともっと作品を執筆してほしい。 直木賞候補に6回もノミネートされるも、受賞に至らず、残念ですが・・・。  
 それでも、小説家となった彼女が一番嬉しかったのは、本が自由に買えることだそうです。 本代が経費として認められているからです。 
 
 自称(?)小説家を名乗る人が増えるかしら・・・ネ