まだ、眠い。
でも、気分は壮快というところです。
今大会の決勝戦に臨んだサッカー「ジャパンの戦士」は、FIFAランキング上位のオーストラリアチームを(1-0)で撃破したのだから、夜中にもかかわらず応援のし甲斐があったというものです。 だが、延長に持ち込まれての戦いだったから、結局120分のTV観戦となってしまい、寝不足です。
昨年の南アでの「Wカップサッカー」からですが、日本チームは逆境にたたされた試合ほど、チームが一丸となって、相手を倒す意気込みを発しているように思っていました。 先発と控え選手の“和”が旨い具合に出来あがり、途中起用の選手がその期待に応える働きをすることも多かったように感じていました。 まさしく昨日の深夜の決勝戦でも、その場面が見られました。
延長の前半途中から先発のFW前田に代って起用された李忠成選手が、MF長友からあがったボールを左足でボレーシュートをしてゴールネットを激しく揺らしました。 待望の一点が入った瞬間でした。 それまでオーストラリアに攻め込まれていただけに、歓喜の声をあげてしまった。
成長と団結をスローガンにしたザッケローニ監督は、イタリア出身でセリエAリーグでもクラブチームを優勝に導いたことがある名将です。 サッカーの試合では、いったん試合が始まってしまったら、監督の采配はそう大事ではないのだろうと漠然と考えていたが、昨夜の試合でその考えがおお間違いだということを知らされました。
試合が膠着状態に陥り、しかもオーストラリアに攻め込まれる場面の多かった後半11分に、MF藤本に換えて長身のDF岩政を投入すると、試合の流れがビックリするほど変わり、日本選手が相手ゴールへ攻め込むチャンスが増えました。 再三、長友らのサイド攻撃が増えて、延長での劇的なゴールへと繋がっていったのでした。 監督はまさに数々の修羅場を経験してきた名将だと、改めて感じました。
リーダーの正しい決断がチームを勝利に導いたということでしょう ネ