2010年3月3日水曜日

健康だより第11号

3/3(水)
 『高齢者を知ろう』を、新しいシリーズ掲載とします。  福島町は、高齢化率が全道平均より高く、少子化も進んでいることから、老夫婦だけや独居のお年寄り家庭が増えてきています。  

  高齢者に特有・特徴的な症状や疾患が見られるなら、それらを判りやすく解説し、予防に努めていただきたいと考えました。 「早期発見」がキーワードと思います。

 シリーズで読んでいただいている「ガンのはなし」は、大腸がんを取り上げました。  年間の発生率・死亡率が増加傾向にあり、女性の死因の第2位となっています。  乳がん・子宮がん同様、しっかり検診を受けることにより、早期に発見され、手術可能な件数が増えると思います。 大腸の場合、他のがんに較べて、転移の傾向が遅いという特徴があることも、検診を早く受けてほしい理由です。 

 全大腸の内視鏡検査は、ファイバーの改良によって性能も使いやすさも格段に進歩していますが、その検査の満足度は術者の技量によるところが大半です。 大腸がんの72%も占める直腸・S状結腸だけの内視鏡(シグモイドスコピー)なら、簡便にできるので、便潜血反応とともに大腸がん検診の良き検査法と考えていただていいでしょう。 

 北国にもやっと春の足跡が聞こえてくるかしら。 今回から『オガクリ先生の絵手紙紹介コーナー』をもうけました。 松前町で「向日葵の会」を結成し、代表を務めている 「花田 冨」 さんの作品を載せています。  ちょっと変わった らんの花だそうです。 いい感じです ネ