今年の5月に行なわれた「特定健診」の際に、同時に「ABCリスク検診」も行ないました。 その結果は、以前のブログにも載せていますが、ピロリ菌の除菌をした後の群別を載せていなかったので、改めて男女別の結果と合わせて残しておきます。
A群 154人のうち27人の受診者が除菌成功例(EA)でした。
B群 66人のうち7人が除菌をうけていたが失敗だった。 男性3、女性4
C群 92人のうち3人が除菌失敗例でした。 男性2、女性1
したがって、今回の集計は
男性 女性
A群 127(39%) 40 87
EA群 27( 8%) 12 15
B群 66(20%) 23 43
C群 92(28%) 32 60
D群 16( 5%) 6 10
となります。
EA群は、除菌が成功するまではピロリ菌が胃の中に生息していたわけだから、「胃がん検診」という観点からはB群に相当として「がん検診」のフォローをしていかなければなりません。
EA群は、除菌が成功するまではピロリ菌が胃の中に生息していたわけだから、「胃がん検診」という観点からはB群に相当として「がん検診」のフォローをしていかなければなりません。
今後は、EA/B/C/D群の胃カメラでの精密検査が必要で、その結果によって来年度以降の検診のフォローの仕方が決まってきます。 効率の良い、体にやさしい検診になっていくことを願っています ヨ