ベクレルはパンチの数 シーベルトは相手の受けたダメージ (道新記事より) |
放射能の強さは「ベクレル」、放射線が体に与える影響をしめす単位が「シーベルト」だと言われているが、両者の関係をもっと分かり易くという思いと、東電原発事故から1年以上が経つのに今だ深刻な状態が続いている現状への思いから解説したかったのでしょう。
放射性物質と放射線の関係を懐中電灯に対比して述べている。 放射性物質は懐中電灯そのもので、内部の電池の電圧は放射能で、出てくる光が放射線とみなす。 電圧が強ければ懐中電灯が明るくなるように放射能が強ければ放射線も強くなるのです。 ベクレルとはい1秒間に放射線を出し別の物質に変わる原子核数の単位ですと言われてもピンときません。
一方、放出された放射線が人体にどれだけの影響を与えるかという視点でつくられた放射線量の単位が「シーベルト」だと言うことです。 ベクレルをボクシングのパンチ数とすれば、シーベルトはそれによって与えられるダメージの量に相当するとみなしていいですと説明しています。
さて、福島原発の一般人の退避レベルは年間20ミリシーベルトの被ばくの可能性がある地域ということになりました。 20ミリシーベルトで細胞に何が起きるかといえば、DNAの2本鎖切断の一部(0.8コ)が誤った修復によって突然変異になる程度のダメージだということです。
20ミリシーベルトの被ばくがどういうものか実感できないので、がんリスクに換算してみると、1.01倍の増加ということが分かったそうです(中村典 放射線影響研究所)。 では、1.01倍とは・・・
ここまでくると段々解りづらくなってきました。 今日はここまでとして、少しじっくり勉強してみます ネ