およそ50年前に卒業した母校の福島小学校で
「こどものための健康講座」という講演を行ないました。
5・6年生合わせて55名のこども達に、生活習慣の大切さを
「がん」を例にとって約45分間話をしました。
こども達にとっては、
がんという言葉自体も普段の生活にはほぼ無縁に近いものだと思っていたから、興味を持って聞いてくれるだろうかと当初少し不安でもあった。
が、いざ講演をはじめてみると案外
がんのことも良く知っていたし、関心もそれなりにあるんだということがわかり話しやすかった。
65歳以上の日本人でがんになる割合は二人に一人という事実を知っているこどもが半数以上いたことにはビックリしました。
講演の終わりに生徒の代表から感謝のあいさつも頂き、わたしにとっても大変貴重な経験になりました。
予防の医学教育は、人生の早い時期(こども期)に始めることが大切だと感じました。
胃がん予防の生活習慣は、
禁煙・減塩・焦げ減が重要で、
ピロリ菌感染をチェックすることが最重要ポイントです。 しっかり覚えて下さい。 今度は「親とこどものための健康講座」も開講できれば・・・と、考えています。
今日の生活習慣について話した内容のことで、一つでも二つでも頭の片隅に記憶として残っていてくれれば・・・と期待しています ヨ