2010年10月31日日曜日

糖尿病講演会

今日の午後、日曜日ですが町福祉センターに大勢の聴衆を集めて「糖尿病講演会」が行われました。 北海道健康づくり財団渡島保健所と当町が主催となり、渡島医師会も後援に一役かいました。

講師の先生方は、函館市の高橋清仁クリニックの院長、函館中央病院の石井正孝健康管理副センター長と渡邊看護師長さん、安野管理栄養士さんの4名です。 スライドの話の内容は、やさしく・解りやすくまとめて説明してあり、2時間の講演時間がアッと言う間にすぎてしまった感じでした。

糖尿病は年々増え続け、予備軍も含めると2千万人を超す勢いという状況で、生活習慣病の中でも特に厳しく注意・指導がなされなければならないものです。

日常生活で気をつけること、食事のことの他に糖尿病の怖い合併症の話まで、全部まとめて一遍に聞いて勉強できる機会は中々ありませんから、今日の講演企画は本当に良かったと思います。
講演準備をする高橋先生


さて、夜の「NHK特集」は、認知症の話題を放送してました。 最近では、認知症に対する認識も大分変って来て、治る・症状の改善するケースも増えてきているそうです。 

なかでも、アルツハイマー型認知症では、血圧や糖尿(病)のコントロールをすることによって、症状が改善するという研究結果が出始めて患者家族の介護の軽減に繋がっている、という放送内容でした。 少しは希望が持てるということでしょう。

本日の講演やNHK特集でも強調されたことですが、改めて「生活習慣の是正が病気の進行を遅らせる」という事実があることを忘れてはなりません。 その意味でも、今日会場に来て下さった方々が、今日の講演の内容を友人・家族に話してあげることが町民みんなの健康意識を高め、予防にもおおいに努めてくれるものと信じています ヨ