2009年1月25日日曜日

地域医療




1/13(火)

 NHK-TVの『プロフェッショナル』という番組で、福井県おおい町の田名症診療所に勤める医師中村伸一(45歳)さんの地域医療奮戦記をみた。

 彼は、自治医大を卒業後、28歳にして初めて赴任した所が、田名症診療所だった。 数年して大学へ戻るつもりが、あるクモ膜下出血の患者さんの診断のタイミングが少し遅れたために、患者は一時危篤状態に陥ってしまった。 その時、家族から 「誰にでもある。お互い様だから」 という一言をかけられ、そこに残ることを決心したんだそうです。 

 「病ではなく、人を診る」、「その人らしい人生を支える」、そして「いい人生やった」という、その一言のために地域での在宅医療を続けているそうです。 患者は教科書ではなく、先生であると思うとも述べています。

 地方の医師不足解消が叫ばれていますが、こうした医師達によっても支えられているんです ネ