「なご美会」熊谷正春 |
この句は、松前町在住で「オガクリ」に通って来て下さっているK.Aさんの作品で、4月1日の道新の日曜文芸の俳句部門で特選のひとつとなったものです。
選者の清水道子さんは「病院であろうか、豆雛が飾られただけで待合室が春らしくなり、交わす言葉も和やかなものとなる」と選評しています。
K.Aさんに特選入選のお祝いの電話を入れたところ、確かにオガクリ待合室に飾られていた豆雛を見て詠んだ句だと言うことでした。 通院途中の車の窓から見える海岸線の風景も、季節毎に面白く、創作意欲を駆り立てる事象がたくさんあるそうで、通院が苦にならないと話していました。 月一度の外出もまんざらでもないということです。
今度はどんな句をひねってくれるか愉しみです ネ