2011年11月23日水曜日

勤労感謝の日

「なご美会」熊谷正春
昔は、「新嘗祭(にいなめさい)と言って、宮中祭祀のひとつで、天皇が五穀の新穀を食し、その年の収穫に感謝する祭でもあります。 太陽暦採用の明治6年(1873)から、1947年まで行われた祝祭日の行事で、その後は「国民の祝日」のひとつとして「勤労感謝の日」なりました。

五穀とは、昔(古代)と今とでは大分違うようですが、現代は米・麦・粟・豆・黍(きび)または稗(ひえ)を指すことが多いようです。 これら五つの穀をブレンドしたものを五穀米とよく言いますが、これはある商店が売りだして、登録商標されたものの呼び名なんです。 

今日は色んな意味で大切な一日でした ネ

2011年11月21日月曜日

道南医学会(H23)

今年度は、初の試みとして土曜日の午後2時からの開催となった「道南医学会」は64回目を迎えました。 函館市内のRホテルの3会場で72の演題が効率よく発表されました。 

中でも、北三原クリニックの岡田理事長が発表された『開業医が求める地域連携』という特別報告を大変興味深く聴きました。 地域のかかりつけ医が病院の専門医とIC(インターネット)を介して診療情報を共有するという試みは、広範囲の医療圏の道南地域にあっては今後運営次第によっては強力なシステムとなりうることでしょう。 患者さんのメリットも多いものと思われます。 
「なご美会」熊谷正春

実際に北三原クリニックでは、病院から退院する患者で在宅療養に移行する場合、必ず「退院前カンファレンス」を行って、患者・家族と共に両主治医、看護師、ケアマネなどスタッフみんなが顔を合わせるそうです。 そうすることによって、患者が在宅で療養していく心構えなども構築されていくようですし、家族も覚悟を決めるみたいです。 在宅医療は医療側も患者側もお互い大変なんです。

「オガクリ」も最近、『MedIka』を始めました。 函館市内には、他にGネット、Cネットなど各総合病院毎にICネット連携網を持っています。 『メディカ』は、道南100以上の医療機関が参加しているネットで、入退会が楽にできる(?)と言われてますが、使い勝手の良いシステムだと思います ヨ

2011年11月20日日曜日

蝦夷の旧道 ロマンの旅

道民カレッジ連携講座「ほっかいどう学」の学習成果実践講座in函館が、函館の亀田福祉センターで行われました。 たまたま新聞で見た記事を頼りにセンターへ行ってみました。 というのも発表の講師が、以前新聞で紹介されたことのある旅人「も~さん」(毛利剛)と分かったからです。

会場は定刻を過ぎてもまだ空席が目立つ状態で、実のところちょっと肩すかしという印象です。 が、講演が始まってみると、やや朴訥な話しぶりながら、対験に裏打ちされた自信にみちた話にすっかり魅了されてしまいました。

旅人「も~さん」毛利剛
会社をリタイアした後、自転車で日本一周の旅を経験し、その後箱館戦争で活躍した土方歳三に魅了され、彼の戦いの足跡を訪ねて歩く「ストーリーのある旅」を体験することになった経緯を詳しく話してくれました。 

2009年の12月5日に森町の鷲の木をスタートしたもう~さんは、箱館戦争の時の土方隊の行程250Kmを雪の寒波が押し寄せているなかを野宿して独歩した。 箱館戦争の時の「星恂太郎日記」を読み、実際の戦いの現場を想いうかべながら歩くことによって、歴史をより現実的に理解ができるんだという思いからです。 こうした旅で知ったことは、旅の楽しさはストーリーにある事だということです。

それにしても真冬の夜の野宿は、相当に辛いことだと思うのですが、それすらもストーリーのある旅の愉しみの方が優先するらしいんですね。 現在69才という年齢のわりに大変お元気です。 日頃から鍛えているからでしょうね。 これからもどしどし旅を楽しんでもらいたいです ネ

PS: 毛利さんによると、千軒の笹島さんが発見した千軒地区の知内川に架かる旧橋があり、そこに使われていた釘は、川汲の見張り場に架かっている橋に使われている釘と非常によく似ているそうです。 それが正しいとすると約150年前のものといえるそうです。)

2011年11月18日金曜日

今年の日本シリーズ

「なご美会」熊谷正春
今晩の試合は、二勝二敗の五分に持ち込んだ「ダイエーホークス」か、持ち込まれた「中日ドラゴンズ」か、第五戦目を勝利したチームが『日本シリーズ』に王手を掛けるため大事な大一番です。 今試合が始まったばかりなので、勝敗の決まったあとでブログの更新をします。 (18時30分)

10時過ぎに試合が終わった。 ソフトバンクが8年ぶり5度目の日本シリーズの優勝に王手を掛けました。 5-0という結果です。 名古屋でソフトバンクが三連勝してしまった。 投手山田がシリーズ初先発で大事な仕事をやり遂げました。 

一日休んで、土曜日に決着がつくのだろうか? 勝敗の行方は神のみぞ知るというわけです。 敵地でドラゴンズが逆襲の末、勝利を得るのか、とてもスリリングな試合になるかとっても愉しみです ネ

2011年11月14日月曜日

小惑星イトカワ

「なご美会」熊谷正春
北海道医師会の「創立64周年記念講演」が、13日の日曜日、札幌市内のホテルで行われました。 講師は、北大の圦本(ゆりもと)教授です。 
と言っても、ピンときませんか? 「小惑星イトカワ」、「はやぶさ」という単語でわかりませんか?

そうです、7年にわたる宇宙の旅をおえて地球に帰還できた宇宙探査機「はやぶさ」が、奇跡的にも「イトカワ」に着陸し、そこから持ち返った微粒子を北大に設置している『同位体顕微鏡』を用いて分析し、約46億年前の太陽系誕生当時の姿と謎に迫ろうというロマンのある研究をしている先生の話です。

イトカワは、サツマイモのようないびつな形をした小惑星で、地球と同じく太陽の周りを公転しているが、もっとも長い部分でも約540メートルしかなく、天体同士が衝突して惑星になりきれなかった姿と考えられています。 そこに存在する石は衝突してできた当時のままの組成と考えられています。

はやぶさが持ち帰ったイトカワからの微粒子は約1500個あり、大きさは最大で0.1㍉ほどのもので、はやぶさのカプセル内から見つけ出すのにひと苦労したそうです。

太陽系内の酸素原子は質量の異なる同位体が3種類存在するそうで、地球上に一般的にみられる酸素は酸素16(O16)というものです。 原子核に中性子が1個多く含まれる酸素17(O17)と、2個多く含まれると酸素18(O18)という同位体となり、数字の大きい方が質量は重いが性質はいずれも同じということです。 それらの構成比率は惑星や隕石によって異なることもわかっています。

地球上の同位体酸素の割合は、99.8%がO16で、O17O18は共に極微量です。今回、イトカワからの微粒子の同位体酸素の構成比率を(O17/O16を縦軸にO18/O16を横軸にして)グラフに描いてみると、地球上のものと全く異なることがわかりました。 

月は45億年前、地球に火星ほどの大きさの天体が衝突した時、ちぎれてできたと考えられているので、月に存在する「水」は地球由来だと思われていたが、圦本教授らの同位体顕微鏡を用いた「月の石」の分析から、そうでなかったことがわかったと言います。 月の内部に含まれている水は、水素と重水素の割合が地球のものとまったく違っていることがわかりました。 

そこから考えられることは、地球の重力が大きかったため月が形成される時、地球上の水の多くはそのまま地球に残ったという意味です。 月の水は、ハレー彗星や百武彗星などの水に近かったので、月がドロドロに溶けていた時代に多数の彗星が衝突したことによって、彗星の水が月に取り込まれていった可能性が考えられるということです。

同位体顕微鏡という特殊な機器を活用することで、世界的に通用する仕事(研究)を成し得ている先生に敬意を表したいと思います。 1969年、アポロ月面着陸のニュースを衝撃を持って聞いた小学3年の圦本少年が、その時から宇宙への夢を持ち続けて現在に至っているという人生も羨ましく、素晴らしいと思いました ネ~