2010年6月11日金曜日

米寿の内祝

6/11(金)

 今日帰宅すると、ある患者さんから「米寿内祝」という贈り物が届けられていました。

 「 五年前の大病も乗り越えての現実は夢の様でございます。 いくら長命な時代でも今日在る自分は神仏のお陰に先生方のお陰と心より感謝して、残された人生を愉しんで過ごして居ります。」 と、88歳のご婦人のものとは思われないようなしっかりとした文章の手紙が添えられています。 

 わたしは生まれ故郷で医院を開業しているので、このご婦人を小さい頃からよく知っています。  もちろん、同年代のわたしの母とも婦人会の集まりなどで一緒に仕事をしていたので、母からその当時のことをなにかにと聞かされていました。  昔は、テレビも多く普及していなかったためか、晩ご飯の後は、炉辺で親から「むかし話」を聞くことが多かったんです。 その中に時々、町内の会合の「おとなの話」も混じってくるのです。 知らずしらずと世間の常識を耳学問していたような気がします。 

 ですから、20年前の開業時、子どもの頃「大きな大人」と思っていた患者さんが来院すると、何だか一歩引いて「診て」いた様な気がします。 そんな感情はみなさんには理解できないと思いますが・・・。

 
 母はちょうど30年前に「クモ膜下出血」で旅立ちました。 

 米寿おめでとうございます! もっともっと人生を愉しんでください ネ