2009年7月4日土曜日

検疫(新型インフル)

7/4(土)
 新型インフルの患者発生報道は、国内初の「感染者」がでた四月下旬の頃からみると、めっきり少なくなった気はするものの、いまだ毎日60人程度の発生があります。  しかも、タミフル耐性のインフル菌も報告されだしました。  

  今のところ、今回のH1N1新型インフルは弱毒性なので、90年前のスペインかぜと違って、死亡者は少なく安堵しています。  が、人々が感染症に強くなったわけではありません。  
 
  四月の国内初感染が帰国する機内で発症した時の「検疫」体制は、昭和26年に制定された『検疫法』に則って行われました。  患者は「隔離」のため、病院へ入院させられ、患者と行動を共にした人や、機内で近くに座っていた人は「停留」のため、10日間ホテルに滞在させられることになりました。  いずれも、平成20年5月に改正された検疫法に、「新型インフルエンザ等感染症」が追加されたことによるもので、第15条に「隔離」、第16条に「停留」のことを規定しています。

  「濃厚接触者」として経過観察のためホテルに収容される「停留」者は、10日間一人でじっとしていなければならず、苦痛だろうと思います。  それぞれの生活・仕事などに大きく影響するわけで、大変なことですが、よりたくさんの患者発生を防ぐためには、クラスターサーベイランスということで、学校などでは、学校・学級閉鎖という措置を早くからとるように決められました。  今となっては不謹慎なことですが、学生のころは、休校などというと喜びました ネ

(切手は2008年7月 オーストラリア発行の「検疫100年」記念のものです)