2012年9月2日日曜日

第13回健フェス

今日も暑い夏の天気だった。 そんな中で、第13回目の「ふくしま健康フェスティバル」が福祉センターで約250名の参加者を集めて行なわれた。


まず、6時からの早朝ウォーキングから始まった。 まだひんやりする空気の中を歩くのは、とても気持ちの良いもので準備体操の後、約35分間はあっという間に過ぎた感じだった。 途中、栗がたわわになっている様子や、時期が過ぎたがアジサイが小路なりに50メートルほども咲いているところもあり結構楽しめた。

8時にスタッフ一同が集合し、それぞれ役割分担毎に準備を始め9時の開場を待った。 

9時に開会の挨拶をし、各催しコーナーもオープンし、来場者がそれぞれ検査や体力測定などを行なった。


今年の目玉は2つあり、ひとつは「こども一日体験 写真撮影」と、「胃がんは予防する時代に」と題した北海道大学の間部克裕先生の講演でした。 一日体験は医師・看護師・消防士などに変身して記念写真を撮っちゃおうという企画です。 小学生が応募してくれ、看護師さんの服装に着替えて館内を往診して歩いてくれた。 みんなとっても良い顔をしてたね~。

小学生の看護師さん
間部先生の講演は、ピロリ菌の発見の歴史などからピロリ菌と胃がんがどの程度関係しているかなど初歩的なことから話し始め、血液検査で胃の健康度がわかる「ABC分類」を胃がん検診のスタートに組み入れれば効率の良い胃がん検診になるという話から、ピロリ菌の除菌がいかに大事かを分かり易く説明してくれたので暑さも気にせず聴き入ってしまった。 



熱心に講演する間部先生
除菌することで胃がんの発生や胃潰瘍の再発などが少なくなり、胃にとって良い環境になるということですから、検診年齢でない40歳以下の若年者のピロリ菌感染チェックがとても大切だという意見です。 中学生や高校生の年代のピロリ菌感染者に除菌を行なうと将来の胃がん発生が阻止されるということになるのです。


”胃がん撲滅”も夢ではなくなるかも知れません ネ