先日の新聞にある広告が載っていました。 函館小児科医会に加入している17の診療所・クリニックが、函館近郊の小児救急の厳しい状況をうったえているものでした。
二次救急病院の本来の役割は、夜間や休日など時間外の緊急入院に対応するためのものです。 ところが、緊急性の低い子供の受診が増えてしまうと、本当に入院が必要な子供の診療に支障が生じてしまいます。
小児科医会は、昨年の4月から、「休日は当番病院、夜間は函館市急病センターへ」という呼びかけをおこなってきて、その効果がでてきているそうです。 軽症な子供の二次救急病院への受診が減少傾向にあるそうです。
今後も、二次救急病院へは、本来の目的以外の受診をご遠慮いただきますよう、引き続き理解と協力をお願いします、ということです。
地方の医師不足解消と、住民の医療に対する意識改革を行っていくことも地方医療を担うわたしたち開業医の責務でありましょう カ