連休の三日目で、空は抜けるような青さです。 遠方からのお客さんを案内して役場庁舎の展望台へ昇り、町内を一望しました。 福島川の流域に沿った土地には、色とりどりの屋根の民家や学校、スーパーストアの建物などがゆったりと建っているように見えます。 道は河口まででると、海岸線にそって続き、その両側に住宅が立ち並び、オガクリのある吉岡地区を経て、白神・松前方面へと延びていくのです。 今、道端には桜が満開です。
町内にある「横綱記念館」で記念写真を何枚か撮りたいと向かったところ、駐車場は道内・外からの車でいっぱいです。 松前の桜見物を目的に来る観光客が、途中の福島へ立ち寄るという観光パターンになっているのです。 道南の各町は、今の時期連携して様々な催しものを企画しています。 今年は四連休の為、前半の3日、4日が、お客さんの集まりがよかったようです。
午後から函館へ向かい、啄木小公園内にある「土方・啄木浪漫館」というテーマパークを訪れた。 今日5日は、ちょうど明治40年(1907)啄木が陸奥丸から函館港に降り立った三回目の渡道の日にあたり、函館での新しい生活が始まったといいます。 その年の6月に、弥生尋常小の代用教員になり、大森浜の砂山で、「 東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる」 という有名な和歌を詠んでいます。
函館の夜は、なんといっても函館山からの夜景です。 今日は良く晴れた“縁起の良い一日”だったので、ご褒美に素敵な光の絵をプレゼントしてくれたようです。 感謝です ネ