今日は、「銀行強盗の日」と言うそうです。
1866年2月13日に、アメリカでジェシー・ジェイムズという人が世界で初めての銀行強盗に成功したことから、名づけられたそうです。 と言っても、ジェシー・ジェイムズという名前も馴染み深いというわけでもなく、ピンとこないと言うのが本当のところでしょう。
2008年1月12日にジェシー・ジェイムズが暗殺されるまでを描いたブラッド・ピット主演・プロデュースの映画、「ジェシー・ジェームズの暗殺」が公開されたので、記憶のある方もいるかも・・・。
ジェシーらが人気を高めたエピソードとして、1872年に起きたカンザスシティーでの襲撃事件があるそうです。 銀行から金を略奪したものの、ケガ人はひとり女の子だけで、死亡者もいなかった。 後日、ケガをした少女へ治療費を送る約束をした犯行声明文が届けられ、「自分たちは何百万ドルを盗んでも咎められない政治家たちよりは道義的に優れていることと、自分たちは自衛のため以外に人を殺さず、金持ちから金を奪って貧乏人に配っている」という言い分のものだったそうです。
ジェシー・ジェイムスが収奪の対象を実業家らに限定した、ある程度の「義」と呼ばれるものをもっていたのは確かだったのでしょうか。
日本でも昔から「ねずみ小僧」など、「義」のために強盗をしていた悪党はいたが、庶民からは応援(?)されていたような歴史物語が多く見られます。 今の混沌とした、何が真実か分からなくなってしまっている現代より、ある意味、いい時代だったのでしょう ネ