2011年1月23日日曜日

サッカー・アジア杯(2)

昨日の対カタール戦は見ごたえのある素晴らしい試合だった。 先取点をカタールに取られるアウェーゲームは、相当苦しいものになるだろうと懸念していたが、はたしてその通りの展開となり、ヒヤヒヤものでした。

日本の一点目は、香川を起点に本田のパスを岡崎が“うら”をとってワンタッチでロブを上げた。 そのままでもゆっくりとゴールへボールが吸い込まれると思っていたら、何と香川が猛然とラッシュしてゴールに詰めてきて、ヘッドでボールを確実にネットへ押し込んだシーンへとつながった。 

昨年、ヨーロッパリーグで活躍し、そのリーグでのMVPにも選ばれているところから、今回のアジア杯でも大いに期待されながら予選リーグでは無得点に終わった香川選手にとって、昨日の試合は決意するものがあったのでしょう。  

その気持ちは、後半早々に失点し、一人退場というハンデの中でも集中を切らさずに、鮮やかな二点目をゲットし、さらに勝ち越し点となる三点目も、香川がゴール前に積極的にドリブル突破したことによってうまれたこぼれ球を伊野波が確実にゴールネットに押し込んだ結果へとむすびついた。

ハラハラドキドキの試合内容だったが、「若いジャパンの戦士」が大いに逞しく見えたし、何と言っても香川がゴールを決めたことが、今後のベスト4の試合に弾みがつくことは間違いありません ネ