2011年1月16日日曜日

認知症講習会

図-1
今日「平成22年度第1回かかりつけ医認知症対応力向上研修会」が函館市のサン・リフレ函館で午前10時から行われた。

高齢社会をむかえ、認知症患者がますます増え続けることが予想され、特に85歳以上では4人に1人の割合で認知症になると言われていることから、早期発見・早期対応が重要であり、一層「かかりつけ医」の活躍が期待されるところなのです。 認知症の診断、治療・ケア・連携に関する基本的な知識を習得することを目標にしての研修会でした。

講義会場風景
今日の講習で、2つ感じたことがあります。 1つ目は、85歳以上の人でも約75%の人達は認知症にならないという訳だから、予防もできるのではないだろうかということです。 脳血管性の認知症と言われているものは、血管の動脈硬化によるものだから、生活習慣病(高血圧、糖尿病)のコントロールを上手にやっていければ、認知症予防ができると考えられます。 その意味でも日頃からの血圧管理を徹底して指導する「かかりつけ医」の責任は重大です。

2つ目は、医療と介護の連携に「かかりつけ医」の存在が不可欠だということです(図-1)。 早期からの認知症高齢者支援体制が必要です。 

昼休みを1時間とったものの、結局3時10分までの長帳場の講習会となり、日曜日の講習であったため、少々疲れました ネ