2010年1月18日月曜日

福島町の地域福祉計画

1/18(月)
 昨年の8月から始まった 「福島町安心生活創造事業推進及び地域福祉計画策定委員会」 の今年度最後の会議が、今晩役場で行われました。

 地域福祉計画の案についての最終協議でした。 今まで4回の会議で出されたさまざまな意見を集約して作られたもので、

     『一人ひとりのしあわせを大切にするまち みんなの福しま』
          ~しあわせ 愛ランド ふくしま~

を実現目標とし、健康・安心・協働福祉を基本方針と定めて計画を進めていくこととしました。

 なんだか難しい計画のようですが、今福島は急速な勢いで少子高齢化が進んでおり、平成2年と20年の人口比較を見てみると、図のような状況なのです。 これでは、5年~10年後の福島はどうなるんでしょうかと思わざるを得ません。

 地域での“共助”という考え方が、“自助”“公助”ということと共にとても大事になってくると思います。最近は田舎でも隣近所の付き合いが希薄化してきていると言われ、災害などでなくとも、ちょっとした助け合いなどでも不便を感じることがあります。 

 今後、計画の内容はパブリックコメントをした後で、概要版の小冊子として全戸配布される予定です。 さらに5年間、計画の実行が成されているか否かの自己検証をしていくことになり、この推進委員会はある意味重い責務を負わされたことにもなったわけです。 

 福島で生まれ育ち、“外の世界”を十分見てきた人たちだからこそ、古里に必要なもの足りないものが分かるんのではないだろうか。 これからも人の意見を充分聴きながら語り合い、絆を強くする人間関係を築き上げていけたらと思います ネ

 
                 図; 福島町地域福祉計画(案)より