2010年1月19日火曜日

健康だより第10号

1/19(火)
 今回は、「かかりつけ医を持つ」ことをタイトルにしました。

 今月7日のブログ『七草粥』を、『出逢い』という題名に変えて掲載しました。  本間先生が相談をうけた患者さんが、先生との出逢いをしたことで、その後の生き方を変えるきっかけになったというわけです。

 がん難民と呼ばれる患者さんは、じつは多いのかもしれません。 わたしたち医者が、はたして十分に患者さんが求めている事に応じられているのだろうか、という疑問もあります。 時間を十分さいて、話を聴いてあげれているのだろうか・・・とも。 

 わたしが医者になった頃は、乳がんや子宮がんの告知は普通に行われていたものの、他の臓器のがん告知については、患者からの要望があっても事実を濁して説明していたものです。 今とは格段の差がありました。 親身になってくれる『かかりつけ医』は、こころの拠り所としていて欲しいものです。

 もう一方の話題は、『メタボ健診』の話で、これも今月11日の函館新聞に載った記事からまとめてみました。 渡島・桧山の各自治体の2年間の受診率の結果をみると、どの自治体も受診率が伸び悩んで苦労しているのがわかります。 

 初年度52.2%と貢献した福島町でも、2年目の途中経過では、30%に届いていません。 総じて上位にランクされているのは、桧山支庁の町が多いようです。 3月の最終結果を待ちたいと思いますが、受診率アップの方策を住民みんなで考えていかねばなりません ネ