今年のクリスマスは、手製のケーキで一年の節目を祝いました。 ちょっと渋いコーヒーが良く合う美味しさでした。
今朝の道新の「卓上四季」は、産卵を終えた後のサケ(ホッチャレ)でトバ(干し魚)を作る札幌の北海道サーモン協会代表の木村義一さんの話でした。 ホッチャレは、脂が抜けて身が白いので、トバ作りには最適で、脂のある赤身で作ったものは脂臭くて食べられないそうです。
アイヌ民族は、このホッチャレを干し、保存食としていました。 アイヌの長老は旨いかと聞かれ「好みと言うより、摂理に従っているだけ」と答えたそうです。 サケは子孫を残した後は、動物のえさになり、川の岸辺の草木の栄養になっていく“自然の連鎖”に従っているだけです。 人間もこの“連鎖”のなかにいるわけですが・・・。
文章はその後、マグロが旨いからと世界中の海で追い求めている現代日本の姿について厳しい論調で結んでいます。
今夜は、コーヒーで眼が冴えて眠れそうにない ナ