10/9(金)
今日は、大学時代から“イーさん”、“オーさん”と呼び合う友人の誕生日です。
大学を卒業してからでも、かれこれ30数年が経つことになるわけで、現在は各々自分の専門を生かした医療スタイルで、地域医療の『かかりつけ医』として医業に専念しています。
彼とは、部活(バドミントン)も一緒だったので、各学期の試験勉強はもちろん卒業試験、国家試験まで、いつも同時に苦しんだ想い出があります。
卒業後、友人は東京で脳神経外科医を目指して研修生活に入った。 その大学には、地方からも含めて他大学から優秀な医者の「たまご」が沢山集まってきていたそうで、その中での競争もあったものと思ってます。。
当時は、今問題になっている「新医師臨床研修制度」というものがなかった時代で、卒業後の研修場所に苦労したものです。 指導カリキュラムがしっかりしていないので、大学にいても臨床の勉強(経験)を積むことができないんです。 そこで、地方の病院へ応援出張するという「医局制度」が、臨床経験を豊富にするにも、さらに無給・薄給の新米医者の懐具合をよくするためにも、そして地方の病院の医者不足を解消するためにも、いい制度であったという面は、確かにありました。 もちろん、問題点も多くあったことは認めなければならないでしょうが・・・。
さて、新政権になって、医療界もいろいろ制度変更されるようです。 ビジョンを持って、将来をみすえた見通しのいい政策を立ててほしいものです ネ