2009年10月5日月曜日

健康だより 第8号

10/5(月)

 今月の「オガクリ 健康だより」は、がんの二次予防検診)を取り上げました。  がんは、その発生部位によって増殖・悪性度に違いが生じ、進行の速い・遅いの差がでてきます。  

 そのため、「検診」に適したがんは、胃ガン・大腸がん・乳がん・子宮がんなどとなります。  その各々において、検査方法も改良・進歩し、がんの検出程度も上がっています。  



 したがって、「検診率」がアップすれば、早期がんが発見される率も高まり、治るがんも増えるわけです。 

 今月は、乳がんの「ピンクリボン月間」であり、十月一日に東京タワーがピンクにイルミネーションされたはずなんですが・・・?

 もう一つの話題は、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンが、米国やオーストラリアなど98の国で使用承認されていますが、わが国でもやっと承認がおりて、12月ごろから使用できるようになる見込みとのニュースです。  

 20数年前に来日し、当時から「子宮頸がん」の検診を呼びかける運動をつづけてきているイギリス人の女性研究者は、今回のワクチン接種の承認で検診受診率も伸びてほしいと語っていました。

 がんの征圧も少しずつですが前に進んでいます  ネ