昨日の道新の『朝の食卓』は、米国総領事のダーナ・ウェルトンさんの「介護」という文章でした。
ウェルトンさんは、仕事で使うパソコンのパスワードに亡くなった祖母の旧姓の一部を使うようにしたところ、覚えやすく、毎日のように祖母を想い出すのでよかったそうです。 ある時、彼女が入所している老人ホームを訪れたところ、祖母自身アルツハイマー病でありながら、朝から晩まで寝た切りの入所者の部屋を順番に訪れお見舞いをしていたことがあったそうで、さすがだな~と感心したと言います。
ウェルトンさんも領事館近くにある老人デイケアの施設でボランティアをしているそうです。 皿洗いが済んだら、お年寄りたちと話をします。 「福島から嫁にきた人、有田焼きのコーヒーカップを大事にする元商店街の人・・・」など、みなさんはそれぞれ自らの歴史をいきいきと語る“人生の先生”たちで、介護は一方通行ではないことを感じますと閉めています。
さて、ここに登場する「福島・・・」は、どこの福島だろうか? とても気になります ネ