2010年6月22日火曜日

会報第9号


6/22(火)

やっと出来上がりました。 第9号の会報『永』は、例年のように7人の会員の原稿に、昨年まで会員だった山下章さんと今年4月の例会に講演してくれました塩谷忍さんの特別投稿が加わり、22ページのものとなりました。

福島の街づくりに係わってきた小松さんの連載や、山下さんの旧国鉄松前線の懐かしい話など、町が編纂した「福島町史」には載っていないような話題から、少しでも福島町に関係した事を扱った内容なら、すべて記録保存という意味合いから掲載しています。 

ですから、川合正子さんの北朝鮮に拿捕された町内の船団の話は、一歩間違えばいわゆる拉致問題に発展しかねない内容の事件だったようで、背筋が凍るような思いをしました。 帰国できて本当に良かったという思いでいっぱいです。 そうした家族の方々が身近に住んでいるということも、歴史の証人を見ているわけで、これからも歴史の事実を書き留めていって欲しいと願います。 

公官庁の歴史書に載っていないような「民間の歴史」をまとめ保存し、後世に伝えていくために記録(会報)しておくことも、小さな事のようですが大切ではないだろうかと思って活動しています。 

新聞社が取材に来てくれたので、少しでも多くの方々に読んでいただき、ご意見(ここが間違っているとかでも何でも)をたくさん頂ければ、今後の私たちの活動のエネルギーになりますので宜しくお願いします ネ