2010年6月3日木曜日

梅干しとインフルエンザ

6/3(木)

 昔から「梅干し」の効用については色々と言われています。 10年以上前の夏、青森の或るゴルフ場でプレーした時、途中の売店に置かれていた無料の小粒の梅干しの酸っぱさの気持ち良かったことと言ったら・・・。

 新聞報道によると、和歌山県立医科大の宇都宮洋才准教授(病理学)と、国立和歌山高専の奥野祥治助教(天然物化学)が、梅干しから抽出された新発見の化合物中に、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があることを確認したと発表しました。
今回、見つかったのはポリフェノールの一種「エポキシリオニレシノール」で、新型インフルエンザと同じ「H1N1型」のウイルスに感染させた培養細胞にこのエキスを加え、約7時間後、化合物を加えなかった培養細胞と比較した結果、ウイルスの量が約10分の1になったというものです。

 1日に梅干し5個分の化合物を摂取すれば、インフルエンザにかかりにくくなる効果が見込めると考えられます。 日頃から免疫力を高めるような生活習慣を身につけなくては ネ