ついにやりました!
ゴルファーなら一度は経験してみたいと思う事が「ホールインワン」です。
町内に「ゴルフ愛好会」というクラブがあり、大沼国際カントリークラブで今日6月の例会が行われました。 9時15分スタートの予定のところ、昨晩医師会の全理事会があり、そのあとの懇親会が長時間続いたこともあって、ゴルフ場には9時の到着となってしまった。
ところが、いつも「愛好会」の月例受付をしてくれる担当者がいません。 何か嫌な予感がしたが、フロントに訊ねると「今日の例会には出席となっていません」とのことです。 びっくりしていると、愛好会の会員の一人がまだフロントのところにいて、一組目がまだスタートしてなかったので、急遽プレーできるように取り計らってもらいました。
全体は5組の編成だが、ちょうど一組目だけが3人だったので、その組に入れて貰ってのスタートです。 当然、スタート前の打ちっぱなしやパットの練習もなく、ストレッチすらする余裕もなく、ティーグランドに立つことになり、何とかティーショットを無事に打って発進しました。
アウトスタートの前半は、ボギーはあるもののパーもなければ、バーディなどお呼びでありません。 濃霧で視界が悪く、太陽の姿も見られないコンディションですから、芝生の上をウォーキングするいつもの「健康ゴルフ」の一日だと考えてプレーしていました。 49で前半を終了できました。
後半のインに入って10番ホールのティーショットは右にそれて、バンカー方向へ行った。 いつもならバンカーのはずが、そこにボールはなく、濃霧で見えずらいが、そのバンカーのずっと先の方にボールがあります。 今日はいつもより距離がでていると感じながら10番をダブルボギーで終わりました。
前の組は、プライベートのカート使用者で、進行がゆっくりしていてホール毎に小休止ができます。 次の11番ホールでも随分と待たされましたが、「健康ゴルフ」ですからのんびり構えてのプレーで、二番目にショットを打ちました。
「11番ホール」は、ティーグランドのすぐ前に池があり、グリーン手前の両側に杉の木が数本立ち並ぶためフェアウエイがひどく狭く感じられ、1メートルほど打ち上げる168ヤ-ドのショートホールです。 少しフォローの風が吹いているが、クラブを4番アイアンにするか5番にするかで、ちょっと迷ったものの、濃霧でグリーン上のピンフラッグがかろうじて見える状況では、グリーン手前にボールが飛んでくれればいいんだがと考えて、「5番アイアン」を手にしました。
待ち時間があったため、後続の組のプレーヤー達も見守る中でのショットでしたが、一度素振りをした後のショットは、振り抜きがスムーズで、ボールは霧の中へ吸い込まれていくようにピン方向へまっすぐ飛んでいきました。 グリーン手前に落ちたボールはそのままラフにくわれて止まったようにも見えたが、ハッキリしません。
今日は、全道ゴルフクラブ対抗選手権に向けてのクラブ内選考予選会が行われていましたから、ピンのセッティングも難しいところに切ってあり、ピンはグリーンの左10メートル手前5メートル程の場所です。
グリーンに近づいていってもそこにボールらしきものが見えないようなので、キャディからサンドクラブをもらってラフからの第二打に備えました。 やはりグリーン手前まで来ても、ラフにも手前エッジにもボールがありません。 グリーン上には、先に打ったシングルプレーヤー(わたしのゴルフの師匠のHさん)のボールがナイスオンしているだけです。
わたしのボールは低い球筋で打ち出されたため、ラフからグリーンにのり、さらにグリーン上を走って奥のエッジかラフまで転がっているだろうと見てみたが、やはりボールはありません。 不思議だなと思いつつ再度手前のラフを見まわしたが、やはりありません。
同伴のHさんが、「カップに入っているんじゃないの?」という一言でハットしながらカップを覗き込むと、なんと「super NEWING 44」のボールがそこにあるではありませんか。
ゴルフのテレビ中継などでの「ホールインワン」のシーンは、万歳をし、ハイタッチをするものだと見ていたが、今日の「ホールインワン」は濃霧の中でのプレーだったため、ボールが見つかって良かったな~というのが実感で、派手なパフォーマンスはなく、手を上げたり帽子を脱いで振って応えたりというおとなしいものでした。
その後のプレーが乱雑にならぬ様に集中してインの各ホールを終え(48)、トータル97のスコアーでラウンドできました。
スタート時点のトラブルはあったものの、ゴルフをやるからには一度はやってみたい「ホールインワン(エース)」でしたから、同伴者のH.Tさん、H.Sさん、K.SさんとキャディのS.Hさんらに感謝し、今日は何と素晴らしい一日だったんだろうと思いつつ家路につきました。
ゴルフって本当にいいもんです ネ