8/29(土)
わたしが中学に入学したばかりの頃の福島中学校では、全校生徒を対象に『映画鑑賞』という催しが行われていました。 ちょうど東京オリンピックが開催されるという年です。
町内には当時二軒の映画館があり、そのうちの一軒「銀星座」と言ったと思うが、そこで菊池 寛の『末は博士か大臣か』という映画を観ることになりました。
フランキー堺が主人公の菊池で、その妻を藤村志保、芥川龍之介を仲谷昇が演じていました。 小説家として作品が世に出るまでには夫婦で大変な苦労をしたが、それでも努力を重ねていくとどんどん仲間にも恵まれ、その結果名作『父帰る』の上演も大ヒットしていったというストーリーだったと記憶してます。 映画鑑賞は、たぶんそのあたりの教育的効果を 狙ったものだろうと、今なら思いますが・・・。
わたしが中学に入学したばかりの頃の福島中学校では、全校生徒を対象に『映画鑑賞』という催しが行われていました。 ちょうど東京オリンピックが開催されるという年です。
町内には当時二軒の映画館があり、そのうちの一軒「銀星座」と言ったと思うが、そこで菊池 寛の『末は博士か大臣か』という映画を観ることになりました。
フランキー堺が主人公の菊池で、その妻を藤村志保、芥川龍之介を仲谷昇が演じていました。 小説家として作品が世に出るまでには夫婦で大変な苦労をしたが、それでも努力を重ねていくとどんどん仲間にも恵まれ、その結果名作『父帰る』の上演も大ヒットしていったというストーリーだったと記憶してます。 映画鑑賞は、たぶんそのあたりの教育的効果を 狙ったものだろうと、今なら思いますが・・・。
が、二本立てのもうひとつの映画がヒッチコックの『北北西に進路をとれ』でした。
当時はヒッチコック監督も知らなかったので、印象に残ったのは岸壁に彫り刻まれた4人のアメリカ大統領の『顔』だけでした。 わたしにとっては、その『岸壁の顔』の映画が、あとあと記憶の中でよみがえり、後年何らかの機会をつくってはアメリカへ渡り、『4人の岸壁の顔』に会いたい、会うんだということが大目標になっていきました。
そしてついに念願の『4人の偉大なるアメリカ大統領の岸壁の顔』に出会えたのは、ちょうど25年前の今日です。 二枚の写真はその時のもので、カメラの日付が証明してくれてます。 その日はとても天気のいい日で、本当に満足のいく一日でした ヨ