8/8(土)
やっと週末の天候にも恵まれて、「はこだて開港150周年」のイベントが、函館の緑の島をメーン会場に始まりました。 オープニングのセレモニーは大層盛り上がったそうです。
鎖国政策を続けていた江戸幕府が世界からの要請によって、門戸を開き広く世界と交流していかねばならなくなったという時代、函館にドット西洋の文明が入り込んできたことでしょう。 たとえば医学の分野でも、今の市立函館病院の前進となる病院が建設され西洋医学のスタートをきりました。
しかし、一般住民は戸惑ったことのほうが多かったのではないだろうか。
そんなことを考えながら、元町公園で行われていた「第2回 国際民族芸術祭」を見物しました。 丁度今回は、今年の開港記念行事に一部組み込まれてますが、今晩の会は芸術祭の独立したフリーステージでした。 リトアニアからの『ゼマイツカス』、ロシアからの『トーント』、そしてイタリアの『ダンゼリーニ・ディ・ルチニコ』など6組の予定のうち3組だけ見ましたが、はじめに司会者の紹介挨拶があるだけで、途中の補足説明など一切ないのです。
ですから、演者たちがなにか話していても(もちろん外国語です)チンプンカンプンなんです。 ロシアの『トーント』の時、ひとりが「江差追分」のような節回しで朗々と歌い上げた時は、その堂々とした唄の雰囲気を味わうことができたものの、それ以外はサッパリわかりません。
一般市民を対象にしているわけですから、何か工夫が必要と感じました。 来年を期待します ネ