2009年8月16日日曜日

終戦記念日と知覧町

8/16(日)

 道新朝刊8月15日の「卓上四季」は、特攻兵に関しての内容でした。

 鹿児島県南九州市の知覧町に「特攻平和会館」があります。  記者はそこを訪ねて、壁が若者たちの面影で埋まっているのを目にして、圧倒されたそうです。  

 「お母さん 今 俺は征く 母を呼べば 母は山を越えてでも雲の彼方からでも馳せきたる       母はいい 母ほどありがたいものはない」(20歳)。      母への思いは強い。

 「母様 いま何も言うことはありません・・・泣かずによくやったと、仏前にだんごでも供えてください」(19歳)。


 400機以上が、特攻基地になった知覧から飛び立ち、帰らなかった。  道内の兵士13人もそうして戦死したと言います。

 当時は、『国とは、大切な人が暮らす故郷(くに)か、戦争を進める国家(くに)か』 異なった二つを混同させる教育が徹底して行われていたようです。  平和な『今』の日本に感謝し、これからも永続することを願うばかりです。

 かなり以前、特攻隊を扱ったTVドラマ番組が放映されました。  その時の開聞岳をバックに黄色い花が咲き乱れているシーンと、断崖絶壁での別れのシーンが、今も鮮明に脳裏に残っています  ヨ