
4/25(土)
日本で、年間8000人以上の女性に発症している "がん” が、子宮頸がんです。 しかも、20~30代の若い方に増えています。
ドイツでも、毎年6500人の女性が子宮頸がんに罹り、約1600人が亡くなっています。 子宮頚がんは、 ドイツ女性が罹るがんで、三番めに多いがんだそうです。
2008年度のノーベル賞(医学・生理学部門)は、ドイツがん研究センター(DKFZ)の理事長を務めていた Harald zur Hausen教授(1936~ )に授与されました。
30年以上前になるが、教授は子宮頚がんとヒトパピローマウイルス(HPV)との関連性を初めて指摘し、その後一貫してウイルスががん発症の原因であるとの「推定」が「客観的事実」として証明されるまで研究を続けてこられました。
その研究は、ワクチン開発に結び付き、ワクチン接種の効果はがんの発症リスクを70%も低下させることが可能なところまできているそうです。 したがって、教授のノーベル賞受賞は当然とも言われております。
欧米のがん検診受診率は、70%台ですが、日本は20%台で推移しています。 検診受診率アップの妙案はないものでしょう カ