7/1(木)
今日から、文月です。 今年も上半期が終わったと思うと、本当に月日の経つのが早いと感じてしまいます。
さて、今日は「童謡の日」というそうです。 1918年(大正7年)はスペイン風邪が大流行した年でもあるが、7月1日に鈴木三重吉が日本初の児童文芸誌『赤い鳥』を創刊したことから、それを記念して日本童謡協会が1984年に制定したものです。
この雑誌は、鈴木が亡くなった1936年まで継続発行され、芥川龍之介や有島武郎なども同誌に作品を発表している。 芥川の「蜘蛛の糸」(1918)や「杜氏春」(1920)は、この雑誌に初出です。
乞食同然の杜氏春はある老人(仙人)から教わって、何度荷車いっぱいの黄金を掘り当てたんだっけ?
現実は薄情なもので、「おかあさん・・・」と叫んだばっかりに、杜氏春は仙人になれなかったが、ほんとうにそれで良かったんです ヨネ